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第168話 近衛艦隊美少女コンテスト

 門の内側のドックで、スクルド、スコーネ、グローサは修理をされている。アデル、アーシャ、マリアの3艦長はドックにある事務室で戦死者、負傷者の関連の対応や損害報告に追われている。

 クルーは欠けた乗務員の代わりに新に補充された要員とシミュレーションを続けている。フレームシリーズの補充は浮島で行われるのでパイロットはシミュレーションや模擬戦をして時間をつぶす。

 そんな中、スコーネの乗員で構成されるアーシャファンクラブとグローサの乗員で構成されるマリアのファンクラブでトラブルが起こる。

 理由はどちらが可愛いかである。しかし暴力沙汰は厳しい処罰が課されるので投票で決めることになる。

 そこで狙われたのはスクルドの乗員である。スクルドの乗員の中では、ひそかにアンドロイドのスクルドが人気がある。

 そこでスクルドの乗員はアンドロイドのスクルドのファンクラブを立ち上げる。それぞれのファンクラブはドック内で暗躍する。

 ブロマイドを配ったりして布教活動に余念がない。もちろん、写真は隠し撮りされたものだ、きわどい写真もある。

 水面下で活動は行われているが、アデル、アーシャ、マリアの3艦長の知るところになる。しかし、アデルはアーシャとマリアに

 「息抜きにちょうどいいでしょう。」

と容認する発言をする。

 アーシャとマリアもアデルの言葉で目をつむることにした。そして、投票が行われたが、決着がつかなかったのである。アーシャとマリア、スクルドの得票数が同じであるのだ。

 とうとう3つのファンクラブは近衛艦隊美少女コンテストを計画し始める。アーシャ、マリア、スクルドの3人は着飾って歌を歌う羽目になる。

 決着はあっけなくつく、スクルドは歌も振り付けも完璧にこなしたのだ。練習時間の少ないアーシャとマリアは歯が立たなかったのである。

 アーシャとマリアのファンクラブは再戦を狙っている。

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