表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
130/346

第130話 ラスクとの接触

 ベネディットが木星宙域に到達して、しばらく経った頃、休憩中だったマリアが起きてくる。マリアは真剣な顔でアルバン副長に言う

 「敵が来ます、第一次戦闘態勢に移行してください。」

さらにマリアは、艦橋から艦長室に連絡を入れる

 「起きてください、敵襲です。」

アルバン副長はマリアの行動に困惑しながら、彼女に言う

 「何をしている、マリア。」「分からないのですか。」

 「レーダーはどうだ。」「レーダーには何も変化ありません。」

 「レーダーに変化はないぞ。」「ラスクはレーダーに映りません。」

マリアは引かない、エルマー艦長が起きてくる。副長は艦長に言う。

 「すみません、マリアが突然敵が来ると言ってきまして。」

 しかし、クリスのパイロットたちが動き出す。

 管制官がエルマー艦長に言う。

 「パイロットが出撃を求めてきています。」

マリアが管制官に言う。

 「出撃させて。」

エルマー艦長は、マリアとパイロットたちの勘を信じる。

 「出撃準備出来次第発進させろ、それからレーダーに頼らす目視を厳にするように。」

艦長はさらにマリアに聞く。

 「マリア、敵はどちらから来る。」「敵は二手に分かれています、後方と上方です。」

 「よし、180度回頭、主砲展開。」

索敵中のクリスが接敵する

 「バシュ4から管制、敵と接触、相手はラスク。」「管制了解」

エルマー艦長は通信使に指示する。

 「ラスクの言葉に変えて発信、こちらはベネディット戦闘の意思なし。」「了解。」

マリアは敵意が去るのを感じる。ベネディットはラスクの軍艦とまみえる

 エルマー艦長は

 「自分たちがフレイムランドに属する船であること」

 「15名のラスクが地球で保護されていること」

を伝える。ベネディットはラスクの軍艦と地球に向かうことになる。


 フレイムランドの幹部会では、今後ラスクの艦隊が地球を攻める可能性について検討され始める。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ