表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/346

第108話 大規模な侵攻

 ジェームス提督の艦隊はヴェネトに続いて木星近くまで前進している。指令通り横に広く展開している。そして最右翼の偵察艦と最左翼の偵察艦がムーラーと接敵する。

 ジェームス提督は、艦隊を2つに分ける。ベネディット級が2隻とスクルド級が3隻ずつである、それでも搭載しているフレームシリーズは42機にも及ぶ。

 左翼の艦隊はムーラーの来た方向へフレームシリーズを発進させ数でムーラーを押し切り本拠地を発見する。5隻の戦闘艦の艦砲射撃で本拠地に近づく。

 そして、1隻のベネディット級がSPA砲を本拠地に向けて発射する。SPA砲のエネルギーは、本拠地を消し去る。

 右翼の艦隊もムーラーの来た方向へフレームシリーズを発進させ数でムーラーを押し切り本拠地を発見する。フレームシリーズが本拠地のムーラーを誘き出す。

 艦隊が本拠地に近づき1隻のベネディット級のSPA砲で本拠地を消し去る。フレームシリーズはおびき出したムーラーをビームバルカン砲で掃討する。

 しかし、右翼はこれで終わらなかった。前方にムーラーの大群が押し寄せる、42機のフレームシリーズが対応するが数が多すぎる。

 フレームシリーズに退避の指示が出る。4隻の戦闘艦が一斉にSPA砲で群れを焼き払う。1隻のベネディット級は本拠地にSPA砲を使ったためバレルを冷却中である。

 ムーラーは相当数残っている、ファーストフレームとムーラーが入り乱れ、5隻の艦は艦砲で対応する乱戦になる。

 左翼のフレームシリーズが応援に駆け付けた時には、10機のクリスがやられている。そして艦船にムーラーが取り付いている。多数のムーラーに侵入されたスクルド級1隻が自爆する。

 フレームシリーズが艦船に取り付いたムーラーを切り裂く。戦闘が終わり、艦隊が合流した時には、再びムーラーの大群が前方から近づいて来る。

 ジェームス提督はミシェル副長に副長に言う。

 「きりがないな。」「まだ、本拠地があるのでしょう。」

ジェームス提督の艦隊戦闘状況は通信で送られている。戦闘ですでに5基のムーラーの本拠地を破壊したが、まだ戦闘は終わっていない。

 今回の襲来が大規模なことが判明する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ