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6話 調査官セイナの変身

 迷宮主(ダンジョンマスター) ガイ「お前達は俺の何だ?」


 ラミア「はい、ユキノはマスターの忠実な眷属にして夜伽婦です…」


 ハーピー「はい、ミミはマスターの忠実な眷属にして夜伽婦です…」


「そうだ。それでいい。褒美をくれてやる」


 ラミア•ハーピー「ありがとうございます。マスター…」


 変わり果てた姿に変身した、私の元同僚達と脱法魔術師にして迷宮主(ダンジョンマスター)でもある、ガイ・フォン・シュバルツの筆舌にしがたい、この世の思えぬ酒池肉林の宴が繰り広げられたのだ。


 捕らえられ裸に、剥かれ魔法陣に横たえられた私には、為す術もなく筆舌しがたい光景を見守る事しか出来なかった。


 スライム娘の麻痺毒で全身が麻痺している私には、顔を叛ける事も目を閉ざす事も声を出す事も出来ない。・・。


 発光水晶の薄明かりに照らされた、儀式の間では荒々しい息遣いと嬌声以外は何も聞こえてこない。・・・


 迷宮主と亜人娘達の酒池肉林の宴が、終われば次は、次は私が亜人娘に変身させられる番だ。


 隣の魔法陣では、私の合成素材である魔山羊の雌が、虚つな目をして横たえられている。


 ※ ※ ※


 私の名は、セイナ。


 年齢は、18歳


 身長は165cm


 体重は秘密。


 スリーサイズは、バスト90cm、ウエスト57cm、ヒップ87cmのナイスボディの待ち主だ。


 金髪碧眼と容姿端麗な美貌とナイスボディで多くの男達と悩殺し来た私だが、固い職場に務めている。


 私は職業は、王都魔術師ギルド本部の調査官である。


 魔術師の中には、研究に熱中あまり人には許されない禁断の領域に踏み込む者達が少なからずいる。


 禁断の魔術を研究している疑いのある魔術師を調査して、其の研究内容を王都の魔術師ギルド本部に報告報告するのが私の職務だ。


 禁断の魔術研究だと判断された魔術師は、異端審査官より、禁断の魔術研究と共に闇に葬られる。


 1級魔術師ガイ・フォン・シュバルツは、以前よりも黒い噂が絶えぬ人物であった。


 彼の屋敷兼研究所のある辺境の領地で数名の村娘が、行方不明不明になる事件が相次いだ。


 村娘が、行方不明になる事は特に珍しい事件では無い。


 辺鄙な田舎で立て続けに発生するのは、異常なので王都魔術師ギルド本部では、1級魔術師ガイ・フォン・シュバルツの関与の疑いあり判断を下した。


 真相の解明の為、3人の調査官を現地に派遣したが、誰一人帰って来る者は居なかった。


 そして、私が1級魔術師ガイ・フォン・シュバルツの素行調査と3人の調査官の安否を確かめる為に、辺境の領地に派遣させる事となった。


 垢ぬけない田舎娘に変装した私は、メイドしてガイの屋敷に潜入する事に、成功するが、潜入1日目にして変装を見破られ罠にかかり捕らえられた。


 人材派遣ギルトを通じてのメイドの募集が、調査官を捕らえる為の罠だったのだ。


 私を捕らえたのは、元同様の1人コウカだった。


 彼女も捕らえられ、ガイの毒牙にかかり、スライム娘に融合変身させられていたのだ。


 村娘が行方不明の報告が、王宮魔術師ギルド本部に報告された時点で手遅れであった。


 1級魔術師ガイ・フォン・シュバルツは、邪禁呪を完成させ領地の小山をダンジョンに、自らをに変化させいた。


 村娘達を浚ったのは、彼では無いらしいが、行栄不明の娘達は、亜人娘として全員が夜伽婦兼メイドとして身も心を捧げて、ガイ・フォン・シュバルツに仕えていた。


 ガイ本人が、冷笑を浮べ無抵抗の私に淡々と説明したのだから、間違い無いだろう。


 その後、全ての衣服はスライム娘コウカに溶かされ裸に剥かれ融合変身魔法陣に、横たえられる事になる。


 ※ ※ ※


 ガイ「美しお嬢さん。君の美乳を生かす為、融合する素材は魔牛か、魔山羊かと悩んだだけど魔山羊と融合する事にしたよ」


 私は麻痺毒の効果が継続中の為、喋る事が出来ない。


 スライム「セイナ、貴女も私達の仲間にお成りなさい人間のくだらない価値観に縛られない亜人娘は素晴らしいわよ」


 ラミア「セイナ、融合変身が完了したらマスターに一緒に可愛がって貰いましょう」


 ハーピー「変身が完了したらボクとも愛し合うよ。約束だよ」


 ガイ「セイナを俺の配下に加える為、融合変身の儀式を執り行う」


 ガイが融合変身の術式を詠唱を始めると、2つの魔法陣に魔力が流れ込み私と魔山羊の身体は、青い輝きを発して混沌へ全ての物資の根源と分解され再融合され新しい一つの生命体して生まれ変わる。


 ガイ「遥か次元の神々よ我との契約に従い、この娘と山羊を融合して新しき命と再構成させたえ」


 融合変身が完了した私は、人間と魔山羊を併せ持つ新生体、サテュロス娘して生まれ変わった。


 ガイ「セイナ、お前は俺の何だ?」


 私「はい、セイナはマスターの忠実な眷属にして夜伽婦です…」


 ガイ「セイナお前は処女か?」


 私「はい、私は一度たりとも男に肌を許した事はありません」


 ガイ「今宵、お前に夜伽を命ずる」


 身も心も魂さえガイ様の忠実な眷属に生まれ変わった私には、ガイ様の命令を拒む事など出来る筈は無かった。


 私が今迄、純潔を守り通してきたのは、ガイ様に汚れ無き身体を捧げる為だ。


 汚れなき我が身体を、ガイ様に捧げる事が出来るのは眷属として誇らしく名誉な事だ。


 スキュラ「あたし達もセイナさんが仲間に加わった事を歓迎しますよ」


 茶髪黒目の男ガイ様の後ろには、6人の亜人娘が立っていた。


 其の日の夜から私を歓迎する酒池肉林の宴は、1週間昼夜問わず続く事になる。


 ガイ様に初めてを捧げ女としての喜びをしり、元の同僚達と戯れ愛を交わし背徳の禁断の喜びに溺れた素晴らしき1週間であった。


 スキュラ娘のシイナとも仲良く成る事が出来た。


 尚、下半身が魚の為か、亜人娘には人魚は1人も居ない。・・・


 ※ ※ ※


 サテュロス娘としての私の役割は、ガイ様の夜のお相手や、我がダンジョンに違法に侵入してくる冒険者や騎士達と戦う事だが、其れ以上に大事な役目が、私にはある。


 その役目とは、私の美乳から絞った新鮮なミルクを我が主であるガイ様に毎朝お届けする事だ。


 他には、私のミルクからチーズやバターを造りガイ様に提供するのも私の大事な役目だ。


 私しか居なかったサテュロス娘も今では、11人に増えている。


 黒髪、赤毛、銀髪、白、褐色、小麦色等、髪の毛や肌の色は様々だが、サテュロス娘には共通の身体の特徴がある。


 全員が美乳や巨乳の待ち主だ。


 我々、サテュロス娘の役目は、我が主ガイ様を始めダンジョンの仲間に新鮮なミルクやバター、チーズ等の乳製品を提供する事にある。


 其の為、適齢期の娘でも美乳、巨乳の待ち主が選ばれサテュロス娘に融合変身させられる。


 尚、サテュロス娘のチーズやバターは、王国でも人気の品だが少数生産の為、王宮貴族や裕福な商人達しか購入できない高級品である。


 私が、リーダーを務めるサテュロス娘の群れには、貧乳の待ち主は、1人もいない。


 私自身も我がダンジョンに違法に侵入した女冒険者達の中で、巨乳、美乳の待ち主を捕らえガイ様にサテュロス娘に融合変身させる為に提供している。


 今度、15歳の某王国の女王が、我が群れの仲間に加わる。


 発育が心配だが、ガイ様のお眼鏡にかなつた、美貌と身体の持ち主なら間違い無いだろう。


 副リーダーのリーサが私に話しかけてくる。


 リーサ「セイナ、聞いた今度の新入りさんは、あなたと同じ金髪碧眼の美少女で、元お姫様よ」


 私「楽しみね、盛大に歓迎の宴を開いて可愛がってあげないと」


 私の配下のサテュロス娘も同意の印に頷いている。


 私も含めてサテュロス娘は、土鈴の付いた首輪以外は何一つ身体に纏っていない。


 恥じらいの心は、他の魔物娘同様に魔物に生まれ変わった時に、消え去っている。


 15歳の元女王を我が仲間に迎えた、我が群れは3日3晩、元姫の歓迎会を開き戯れ愛し合ったのである。


 元姫のサテュロス娘は、ガイ様のお眼鏡に適った素晴らしいボディの待ち主で15歳にして、私に勝るとも劣らぬ美乳の待ち主である。


 私がリーダーを務めるサテュロス娘の牧場では、時折新しい仲間を迎える以外は、平穏に時は流れて行く。


 今度は、公爵令嬢が、群れの仲間に加わる。


 私も含めて、サテュロス娘全員が、群れに新しい仲間が加わる事を楽しみにしている。


 観光ダンジョン『ガイ・緑の丘、シュバルツの森』のサテュロス娘牧場では、今日も長閑に時が過ぎて行く。

誤字、脱字だらけの拙い小説ですが、応援宜しくお願いします。

又、誤字・脱字のご指摘とご感想もお待ちしています。

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