番外編3話 黒井河 芽衣のダンジョン体験記②
控えの間に連れてこられた私は、抵抗している。
小水で、汚れた某有名ブランドのGパンと必勝のロゴが入ったTシャツを脱がされる事に。
紫のボンテージを着たメイド達が、困り果てていると黒ローブを纏った1人の美少女が、空中より唐突に黒いスケルトン共に姿を現した。
中学生位の年頃だろうか?
世話係のメイド達よりは、身分の高いのか、メイド達は頭を垂れている。
美少女が、私に向かい右手を差し伸ばすと黒いローブがゲル状に変化して私の躰に纏いつき覆いつくした。
黒いローブは、スライムで美少女は、黒スライムをローブに変化させ身に纏っていたのだ。
ローブを脱ぎ去った美少女は、橙色の皮と銀色の金属で造られた、ボンテージ風ビキニアーマーを身に着けている。
高い身分に相応しくラン・サーイキや5人の女デュラハンが身に纏っていビキニアーマーより精巧な作りで、使われている素材も希少で高価な物の様だ。
私よりも年下にも関わらず、遥かに胸の発育がよく美乳&巨乳である。
令杷のに日本なら美少女巨乳アイドルとして、グラビアを飾いただろう。
胸の発育が遅い私には、羨ましい限りだ。・・・
抵抗も虚しく私は、黒スライムに衣服を溶かされ丸裸にされてしまったのだ。
溶かされずに残ったのは、スマホとベルトの金具等の金属部品だけであった。
尚、全身の無駄毛も下腹部も含めて黒スライムに溶かされて強制的に脱毛させられていた。
美少女「黒、ご苦労様。元の姿に戻りなさい」
黒「我が主トウ・カ・ムラー様のお望みのままに」
纏わりついていた黒スライム私から離れると、黒いスケルトンに纏わりつき人型に変化した。
黒いローブは、黒いスケルトンがローブに変身した姿だったのだ。
トウ・カ・ムラーと黒いスライム娘をやり取りを聞いていて気が付いた。
異世界の言葉が、理解し喋れる事に。
トウ・カ・ムラー「あなたに、言語習得魔法を掛けました。我々の言葉を理解できる筈です」
私「理解出来ます。私は黒井 河芽衣です。あなたは誰ですか?」
トウ・カ・ムラー「あたしは魔女のダンジョンのトウ・カ・ムラーよ。あなたを衣服を溶かし丸裸にしたのは私のお友達の黒よ。無駄な抵抗をやめて用意されたビキニアーマーを大人しく纏う事をおススメするわ」
胸と大事な処を手で隠しながら用意されたビキニアーマーを見る。
コスプレイベントでは辛うじて着て参加出来るかも知れないが、令杷の日本では、街中で着用して出歩くのは憚られる際どいデザインのビキニアーマーである。
因みに下着は用意されていない・・・
メイド「ありがとうございます、トウ・カ・ムラー様」
トウ・カ・ムラー「偶々遊びに来ていたからシ・カイト殿のお手伝いをしただけよ」
渋々、金と銀色の金属と黒革のボンテージ風ビキニアーマーを身に纏った私は、『帰らずのダンジョン』の迷宮主シ・カイト・オワーリとの謁見に臨む事になる。
※ ※ ※
洞窟を拡張した玉座の間には、50人余りのアンデッド娘が、ビキニアーマーやボンテージを纏い並んでいる。
不死王シ・カイト・オワーリは、紫のローブを身に纏い、裸体のアンテッド娘達で構成された玉座に腰かけている。
裸婦達で構成された玉座の左側には、私を丸裸にした、黒髪と金色の瞳の美少女トウ・カ・ムラーが、幼さを残す顔に妖しい笑みを浮べて立っている。
シ・カイト・オワーリは、私が大ファンの俳優、玉城 宏司に似た美男子だ。
シ・カイト・オワーリとトウ・カ・ムラーは確かに美男子と美少女だが、理性や本能を超えた何かが、私に警告する。
決して、出会っては成らない相手だと。
シ・カイト「其方が異世界より我がダンジョンに迷い込んだ異世界人の娘か」
私「私を日本に帰してください」
シ・カイト「異世界の娘よ、我はお前を気に入った。我が眷属として我に仕えるを命ずる」
トウ・カ・ムラー「黒井河 芽衣、あなたは幸運ね。シ・カイト殿は、好みにうるさいのヨ。お眼鏡に叶わなければ、首を刎ねられデュラハンか、肉をはぎ落されてスケルトンにされいたわよ」
黒髪と灰色の瞳の美男子の声が、鬼火松明の青白い炎に照らされた玉座の間に響く。
シ・カイト「我は、異世界の娘が特に、気に入った今宵は、この娘の歓迎の宴だが、暫くは我1人で楽しむ事にする。お前たちは我の後で楽しむが良い」
ラン・サーイキ「御意」
シ・カイト「今から儀式を執り行う。ラン・サーイキよ、この娘を儀式の間へ連れていけ」
ラン・サーイキ「御意」
成す術も無い私は、四天王リーダーのラン・サーイキに、儀式の間に連行されて行くのであった。
今迄の出来事は、頭がおかしい〇人の夢想か、悪夢の中の出来事であった。
今まで読んだ、小説投稿サイト『小説家になりたいね』で読んだ、ライトノベル様な出来事が、現実に我が身に起こるとは信じられない。・・・
※ ※ ※
儀式の間には冒険者4人の首なし死体が、床に並べられている。
黄泉がえりの儀式に立ち会うのは、四天王と彼女達の取り巻き数名のアンテッド娘達だ。
何も無い空中から唐突に、シ・カイトとトウ・カ・ムラーが姿を現す。
シ・カイト「今より、5名の我が仲間を迎える黄泉がえりの儀式を執り行う」
トウ・カ・ムラー「あたしは、オブザーバーとして黄泉がえりの儀式を見学さして貰うわ」
シ・カイト「最初は、我に戦いを挑んだ愚かな冒険者達をデュラハンとして冥界から蘇らせる事にする」
シ・カイトの声が、青白い鬼火篝火と鬼火松明に照らされた儀式の間に響く。
シ・カイト「闇の契約に従い、我が眷属、我が忠実な僕して、冥界より現世に黄泉がえり、我に従え」
石畳に横らえられた冒険者の遺体は、切り落とされた頭を抱えて立ち上がった。
左脇に抱えられた切り取られた頭が、喋り出す。
デュラハ1「我ら4人を黄泉がえらして頂き、ありがとうございます」
デュラハン2「我ら4人は、身も心も魂までも我が主、シ・カイト・オワーリ様のモノ。永遠に変わらぬ忠誠を誓いお仕えします」
首を刎ねられた死体が、アンテッドして蘇り動き出すとは、ホラー映画か、悪夢の中の出来事であった。
シ・カイト「ラン・サーイキよ、新たな仲間をデュラハンの待機所に連れて行くがよい」
ラン・サーイキ「御意」
次は、私の番だ。
処女のまま殺され18年の短い生涯を終えた後、アンテッドして蘇るのだろうか?
違った。
シ・カイト「闇の契約に従い、異世界より我がダンジョンに迷い込んだ娘を、我が僕ハイゾンビとし生まれ変わらせよ、黄泉がえらせよ」
生者のまま、シ・カイトに闇の魔力を注がれ私は、アンテッド娘として黄泉がえったのだ。
アンテッド娘として黄泉がえった事で、遺伝子が書き換えられたのかシ・カイト様への忠誠心が、本能に刻み込まれた。
この世界の住民はの言葉を借りるなら、身も心も魂までも我が主、シ・カイト様のモノなのだ。
シ・カイト「黒井河 芽衣、お前は我の何だ?」
私「はい、芽衣はシ・カイト様の忠実な眷属にして夜伽婦です…」
シ・カイト「よしそれでよい。今宵から暫くはお前が我が眷属に加わった歓迎の宴を開く。我と共に楽しもうではないか」
その夜から、10日間昼夜を通して金髪の貴公子に憑依した、憑依したシ・カイト様に可愛がって頂き女の喜びを知る事になる。
又、四天王リーダーのラン・サーイキお姉様や多くの、お姉様にも可愛がって頂き背徳の喜びに目覚めた。
人間の小娘のままで居たら決して知る事の無かった喜びだ。
アンテッド娘として黄泉がった私には、老いる事も無く食事や睡眠もとる必要は無い。
但し、食事や睡眠は娯楽として楽しむ事は出来る。
又、アンテッド娘として生まれ変わった影響でだろうか、バストは75cmの貧乳から88cmの美乳&巨乳に急成長した。
シ・カイト様としては、私のバストの急成長は喜ばしい誤算だった様だ。
残念な事に、お気に入りのボンテージ風ビキニアーマーが、身に纏う事が出来なくなった。
『帰らずのダンジョン』の名工、リ・カーヤお姉様が同じ素材を使用して更に素敵デザインのボンテージ風ハイレグビキニアーマーを造り出してくれた。
新しいバンテージ風はハイレクビキニアーマーは、私の急成長したバストの魅力を全て引き出すと、我が主始め、先輩アンテッド娘のお姉様達に評判が良い。
以上が、私が念願のロストバージンと美乳&巨乳を手に入れたひと夏の経験の物語である。
日本に居る家族、父や母や弟や友達達はテーマパークの迷路で行方不明になった私の事を心配している事だろう。
安心して欲しい。
私は、究極のアンテッド、不死王シ・カイト・オワーリ様のアンテッド娘ハーレムの一員として幸せに暮らしている。
シ・カイト様に可愛がって頂き、アンテッド娘のお姉様達と戯れる背徳の悦楽の喜びに、満たされた日々を・・・
誤字、脱字だらけの拙い小説ですが、応援宜しくお願いします。
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