45.酒と再会
新章、森羅継承編の始まりです!
今回の主役はドロシー。
過去と向き合う彼女を、どうか見守ってください。
広い王国の中でも、特に緑豊かで水が澄んだ地域がある。
それがこのバルト村。
酒造りが盛んな小さな村だ。
「おー♡なんとも芳醇な麦とホップの香りじゃー♡鼻孔が喜んでおるわー♡」
師匠は今にも走り出しそうにしてる。
村に着くまでずっとソワソワしてたもんな。
「リコリスよ早く!早く行くのじゃ!妾のエールが無くなってしまう!」
「無くなるわけねーだろ。しかしほんとにいい匂いだなぁ」
「さすが酒好きの聖地ですね。新酒の時期だけあって人も大勢集まっているようです」
確かに。
しかしこれだけ人が多いと、宿は取れないかもしれない。
「マリアとジャンヌには退屈かもしれないわね」
「お酒の匂い〜」
「ふにゅ〜ホワホワです〜」
「み、未成年立ち入り禁止というわけではないみたいですし、屋台もたくさん出ているようなので…ふ、二人は私とそっちを回ろうか…」
「エヴァお姉ちゃんと一緒!うんっ!私お肉食べたい!」
「私もです!」
「では私もお付き合いしましょう」
『リルムもお酒よりお肉がいいなー』
『そうだな。酒は人間の嗜好品だ』
師匠は飲み歩きしたがってるし、二手に分かれるのが良さそうだ。
「それじゃ私と師匠、アルティ、ドロシーはお酒メイン。エヴァとシャーリーはマリアとジャンヌ、それにリルムたちを連れて食べ歩きって感じでいいかな。三時間後にそこの広場に集合ってことで」
「かしこまりました」
「は、はい…」
「マリア、ジャンヌ、迷子にならないようにね」
「「はーい!」」
うん、いいお返事。
それじゃあ、お酒の聖地を堪能するとしよう。
「さあいらっしゃいいらっしゃい!バルト村名産バルトエール!ここに来たなら飲まなきゃ始まらないよ!まずは一杯!飲んで一杯!飽くまで飽きずにもう一杯!さあさあいらっしゃい!」
景気のいいお姉さんの声に誘われるまま一番近くの屋台へ。
「くーださーいな♡」
「まいどー!ありゃ、エールだからそっちの女の子は飲めないかなぁ」
「気に揉むでない。これでも歳はそなたより上じゃ」
「おとと、こりゃ失敬」
師匠大人モードになるか証明証首からぶら下げとけよ。
見た目はロリなんだから。
「はいっ!バルトエール四つお待ち!」
「おおお!♡」
年齢確認されて不機嫌だった師匠も、木のジョッキに注がれたエールを受け取りご満悦。
ほんの少し赤みがかった黄金のエール。
麦の中に顔を覗かせる、果物や香辛料に似た香りが鼻を喜ばせる。
「んじゃま、とりあえず最初の一杯で。乾杯っ!」
「コク、コク…」
「んぐ…んぐ…」
「ゴクッ、ゴクッ、プハー!美味いのじゃー!♡」
「うんっ、めっちゃおいしー!♡」
何度か飲んだことはある味だけど、新酒はまた違ったおいしさ。
若々しいけどその分キレがあるっていうのかな。
師匠じゃないけどこれはクセになる。なるほどこれは根強い人気があるわけだ。
「今年のエールは特に出来がいいからね。なんてったって百年に一度の当たり年さ。お客さんたちいいときに来たよ」
「うむうむ。百年に一度とは頷ける。どれもう一杯もらおうか」
「トバしすぎんなよ師匠」
「おお!あっちのエールもまた美味そうじゃな!ビューンじゃー!」
はしゃいで行っちゃったよ。ったく。
けどいくら美味しいからって、エールだけでお腹を膨らませるのもおもしろくないな。
なにかおつまみでも…っと。
「リコ、あっちにソーセージが売ってますよ」
「あっちにはチーズ。焼き立てのパンもあるわ」
「おーいいじゃんいいじゃん。リコリスさんが買ったろ」
んー♡エールに熱々パリッパリのソーセージは犯罪的だなー♡
それにチーズのねっとりとした酸味と、プレッツェルみたいなサクッと香ばしいパンも相性良すぎりゅ♡
行ったことないけどドイツのオクトーバーフェストとかこんな感じなのかな。
みんなエール片手におつまみ食べて、踊って歌って浮かれて。
「ひゃあっはぁぁぁぁ!」
「おれたちはチンピラだぜぇぇぇ!お姉さんたちをナンパしちゃうぜぇぇぇ!」
「そこにおいしい料理を出す店があるから案内するんだぜぇぇぇ!」
「良心的な価格設定かつ地元民に愛される美味い店なんだぜぇぇぇ!」
「ぜひともおれたちにご馳走させてほしいんだぜぇぇぇ!」
「「「ひゃあっはぁぁぁぁ!!」」」
そりゃああんな不埒者共も現れるか。
……あいつらどっかで見たな。
お姉さんたちが絡まれてるみたいだし、ちょっと助けに…って思ったら。
「失せなさい」
キンという甲高い音と同時に、男たちの服が切り刻まれた。
「「「すみませんなんだぜぇぇぇぇぇ!!!」」」
男たちはスタコラサッサと逃げていって、残ったお姉さんたちを見て私は思わず声を上げた。
「ミオさん!!」
「リコリスさん?まあ、こんなところで奇遇ですね。アルティさんにドロシーさんもこんにちは」
「どうも」
「元気そうね」
ミオ=ホウヅキ。
人魚の魔眼のリーダーで、海斬りの異名を持つ鳳凰級の冒険者。
着物に下駄の和装に、能面を合わせたミステリアスなお姉さんだ。
「お久しぶりです!リーニャちゃんにアンナさん、メノローアさんも」
「久しぶり」
「しばらくだな」
「お元気でしたか?」
「はい。皆さんもお変わりなさそうで」
「リコリスさんは…なんだか少し雰囲気が変わりましたね。以前にも増して美しくなった気がします」
「ウッヘッヘ、あれからいろいろあったもんで」
いろいろと、ね♡
しっかしミオさんも相変わらずキレイだなぁ。雰囲気っていうか佇まいっていうか。
マジで妖艶。
「ミオさんたちもエールを飲みに?」
「フフッ、ええ。旅の途中に。この時期の祭りは酒好きとしては外せず」
「じゃあ私たちと同じだ。私たちはディガーディアーに向かう途中なんです」
「ドワーフの国ですか。でしたら道中は一緒になりそうですね」
「道中?」
「立ち話もなんですし、よければそこの広場で話しましょう。久しぶりにお酒を酌み交わしませんか?♡」
「ひゅー♡待ってましたー♡よーし今日も下ネタ談義に花を咲かせちゃうぜー♡」
ってわけで、お酒とおつまみを買い込み、私たちは久しぶりの再会に乾杯したのであった。
――――――――
まるでお祭りのような騒ぎ。
ようなではなく、新酒の解禁は実際にお祭りなのでしょう。
リコリスさんたち程お酒を嗜まない私にしてみれば、何をそんなに浮かれる必要があるのかと思ってしまいますが。
「んーこの肉串おいしいー!」
「こっちの玉子も半熟トロリでおいしいですー!」
少なくともさしもの私とて、料理を美味しそうに頬張るこの子たちの前で、それを口にするような無粋な真似はしませんけれど。
「あっあのシャーリーさん…これ…」
「これは…ジュースですか?」
「む、向こうにリンゴのジュースが売ってて…シャーリーさんはあんまり飲まなそうだったので…あの…」
「気にかけてくださったんですね。ありがとうございますエヴァさん」
「い、いえ…ヘヘ」
「エヴァさんは飲まないのですか?飲めないわけではなさそうですが」
「あ…えっと、お酒に付き合うのは好きですけど…自分から飲みたいってほどじゃ…。それに、今はマリアさんとジャンヌさんを見てますから…」
他人行儀、というわけじゃない。
この人のこれは最早癖のようなものだ。
たどたどしく覇気も自信も無い。けれどもそれを不快とは思わず、むしろ落ち着きを覚える。
周りをよく見ている優しい子。
「いい子ですねエヴァさん」
「へ?!な、なんで頭撫で…?……??」
「フフフ」
「シャーリーお姉ちゃん、エヴァお姉ちゃん!あっちにおいしそうなチキン売ってる!」
「食べたいですー!」
炭火でじっくり焼かれる肉の香りに誘われ、マリアさんとジャンヌさんは大はしゃぎ。
「はいはい、今すぐ。行きましょうかエヴァさん。私たちも楽しみましょう」
「は、はい!」
その後も村のあちこちを回り、名物の串焼きなどをいただいた。
私とエヴァさんはほんの少しだけエールも。
ほとんど飲まないにしても、やはりたまに飲むお酒はおいしい。
気心知れた仲間と一緒なら尚更。
散策の折、やけに盛り上がっている村の一角にやって来た。
「…?なんの騒ぎでしょう…?」
「さあ。失礼、これは何をやっているのですか?」
と、垣根を作っている人に話を聞いてみる。
「なんだ知らないのかい?バルト村名物の喧嘩祭りさ」
「喧嘩祭り?」
「お祭りですか?」
「祭りとは名ばかりで、酒に酔った連中が日頃の鬱憤を晴らすために殴り合うだけの催しだがね」
見ると老若男女問わず丸いリングの上で戦っている。
本格的に殴り合う者もいれば、ポカポカと小突き合う程度の者もいる。
特に女性同士が派手に殴り合うとギャラリーは沸いた。
なんとも下賤な催しです。
賞品も賞金も出るわけでないのによくやること。
「へーなんか楽しそう。ジャンヌ、一緒に出ようか」
「マリアと喧嘩するの?でも私たち仲良しだよ?」
「それもそうだね!私ジャンヌのこと好き!」
「私も!」
あらあら、仲睦まじく抱き合って。
リコリスさんでなくとも悶絶しような可愛さです。
「どうだいお姉さんたちも。誰でも飛び入り歓迎だよ」
「フフ、遠慮しておきます」
素人に混じって喧嘩だなんて、ただの弱い者いじめになってしまいますから。
しかし…
「ひゅー♪いいぞいいぞーやれやれー♪そこだいけっ、ボディががら空きですよー♪」
観客の中にそこそこ強そうな方が見えるのが気になるところですね。
フードを被った女性。冒険者には見えませんが…あれは…
おっと、視線を向けすぎました。勘付かれてはいないでしょうが、変に絡まれる前に退散しましょう。
「マリアさん、ジャンヌさん、そろそろ合流の時間ですから行きましょうか。お腹はいっぱいになりましたか?」
「うーん、まだ食べられるけどこれくらいにしておく」
「最後に甘いものが食べたいですー」
「そ、そこに飴がけの果物が売ってましたよ」
「飴?食べたーい!」
「じゃあ、それを買ってリコリスさんたちのところに行きましょうね」
もう一度人混みに目をやると、フードの女性はすでにそこにはいなかった。
……まあ、ドロシーさんの件もありますし、いるところにはいるのでしょう。
いかに滅びた国の種族とはいえ。
――――――――
「いやーまさかミオさんたちに会えるなんて思いもしなかったです。あれからどうしてました?」
「王国津々浦々を巡りながら、冒険者としての仕事をこなしていました。リコリスさんたちは?」
「東廻りにドラゴンポートに着いて、アイナモアナ公国に少しだけ」
「アイナモアナですか。あそこはいい国ですね。あたたかく自然豊かで空気がキレイで。それになんと言っても」
「「女の子が健康的!♡」」
ウヘヘヘヘヘ♡
やっぱミオさんとは女の子の趣味合うわー♡
「基本的に薄着なのがいいですね。それに小麦色に焼けた肌。薄っすらと残るいやらしい日焼けの痕。考えただけでお酒が進むこと」
「うんうんまったく。アイナモアナの女の子にかんぱーい♡」
「かんぱーい♡」
「大変よね酒カスがリーダーって」
「本当に…本当に……!」
なんて言い草だ貴様ら。
それでも好きなくせによぉ。
「ゴクッゴクッ…ふいー。そういえばさっき道中がどうとかって言ってましたっけ。どこかへ向かう途中なんですか?」
「ええ。じつはギルドから人魚の魔眼に名指しで依頼が来まして」
「依頼?」
鳳凰級冒険者相手に直接なんて、なかなか大事っぽいぞ。
「リコリスさんは、ロストアイ皇国…今は亡きエルフの国をご存知ですか?」
「けほっ、ごほ!」
酒が変なとこ入った…
まさかその名前を聞くとは…ドロシーも怪訝な顔をしてる。
「は、はい。まあ一応」
「そういえばドロシーさんはハーフエルフでしたね。失言をお許しください」
「気にしてないわよ。それで、ロストアイ皇国がどうしたの?あそこは今、どの国も立ち入ることを許されない完全中立地帯のはずだけど」
「はい。百年以上前に滅び、以降は人の立ち入りさえ禁じられている魔の森ですが、どうやら森の中央に強大な魔物が生まれたようなのです」
大気を震わせる鳴き声に、肌を刺すような強烈な魔力が確認されているとミオさんは付け加えた。
その調査、討伐が彼女たちの任務で、それに伴いギルドから特殊認可状を発行されているらしいことも。
「人魚の魔眼にというより、立場があって尚且つ扱いやすく、瘴気への耐性があるという意味で私に白羽の矢が立ったのでしょう。鳳凰級の中でも、私は他の方々よりも多少マジメに冒険者稼業に精を出していますし。まあ出す精も棒も持ち合わせていないんですけど」
あ、その話はちょっと黒歴史なんでツッコめないですゴメンなさい。
「しかしロストアイ皇国に生まれた魔物か…。どうするドロシー?」
「どうするって何よ」
「気になんない?」
「それは…。だけど…アタシは…」
「なんじゃなんじゃー辛気臭い顔をしておるのうー」
ちょっとマジメな空気なときに、師匠が両手に二つずつジョッキを持って帰ってきた。
めちゃくちゃ堪能してんじゃねーかこの酔っぱらい。
「ほれほれそなたらも飲まぬかー。美味い酒は飲まねば失礼に価するというものよ」
「へべれけじゃん師匠よ。アルティ、水飲ませてあげて」
「はい。ほらテルナ、お水です」
「んー要らぬのじゃー。せっかくの酒が薄まってしまうのじゃー」
思考がおっさんすぎる。
頭から激流垂れ流したろか。
「あの…もしかしてテルナ様ですか?」
「んー?そなたは…」
「ミオです。ミオ=ホウヅキ。ああ、なんとお懐かしい」
「ホウヅキ……おお!ヒノカミノ国の!ヤクモの孫のミオじゃな!」
「はい。お久しぶりです」
なんだ知り合いか?
「懐かしいのう。かれこれ百年は経ったか」
「私が十代の頃の話ですので、そのくらいでしょうか」
「ミオさんってそんなお歳だったんですか?」
そう驚いたのはアルティだ。
私は偶然【百合の姫】が働いたことでステータスを覗いちゃったから、ミオさんが何者かもわかってるんだけどね。
「フフッ、お恥ずかしながら」
「妖怪族もまた長命種じゃからな。見た目通りではあるまいとも」
「妖怪族?」
「ヒノカミノ国の固有種族でな。こちらでいう悪魔や魔人に近い存在じゃ。ホウヅキというのはヒノカミノ国でも随一の酒蔵での、先々代の杜氏のヤクモ=ホウヅキ…このミオの祖父とは浅からぬ仲なのじゃ」
「師匠って長生きしてるだけあって顔広いよね」
「フフン、崇めたくなるじゃろ」
「師匠…ということは」
「うむ。縁合ってこのリコリスの師をやっておる」
「いや肝心なとこ省くなよ。私にガチ惚れして無理やり弟子にしたんだろって」
「妾にも威厳というものがあるのじゃ!!」
両手に酒持ったのじゃロリがどの口で威厳を口にしてんだ。
「まさか真紅の女王が師匠だなんて…」
「考えられぬな…」
「ミオ様がテルナ様とお知り合いだったことも驚きです…」
「それは確かに」
「そなたの美しさは昔から変わらぬな。してミオよ、何の話をしておったのじゃ?」
かくかくしかじか。
「なるほど、ロストアイ皇国の調査か。ふむふむ…よしリコリスよ。妾らもそれについて行くのじゃ。何か力になれるやもしれぬ」
「ちょ、ちょっとテルナ!」
「そなたとて気になるところであろうドロシーよ。如何に滅びた国であろうと、生まれ故郷を案じるのは道理じゃ。何も後ろめたいことではあるまい」
「そ、それはそうかもしれないけど…でも…」
なんだか煮えきらない様子で、ドロシーは了承を渋った。
無理もない。
なんせ国が滅びた原因の一端はエルフの女皇、自分の母親にあるのだから。
安易に行くとは言いにくいだろう。
私としてはミオさんたちに力を貸すのは吝かでないけれど、ドロシーの意思を無視して同行を強く推すことはしたくないし。
うーん、どうしたものか。
それはそれとして、だ。
「ねえ、そこのお姉さん」
師匠とミオさんは気付いていたらしい。
みんなは私と同じ方に視線をやった。
フードを被ったお姉さんがこちらを窺っている。
ただならぬ様子…殺気にも似た敵意を剥き出しにして。
「せっかくの楽しいお酒の催しだよ。そんな怖い顔してないで、こっちに来てお話でもしようよ」
私の話に乗ったわけじゃないだろうけど、お姉さんはゆっくりとこっちへ歩いてきた。
身長高っけ…ってかスタイル良っ。近付くとそれが一際目立つ。
お姉さんはドロシーの前で立ち止まりフードを脱ぎ、ピンと尖った耳を露わにした。
「……!!」
「青い金髪のハーフエルフ…皇族の末裔で間違いないようだな」
「……ええ。久しぶりね、アウラ」
「貴様如きが私の名を呼ぶな。この穢れた血の子め」
穢れた血の子。
エルフのお姉さんは、とてつもない怒気を孕ませた声でそう呼んだ。
同族であるはずのドロシーを。これ以上ないくらい冷たい目で睨みつけて。
名前:リコリス=ラプラスハート
種族:人間
性別:女性
年齢:18歳
職業:悪魔級冒険者
所属:百合の楽園
称号:ドラグーン王国伯爵、アイナモアナ公国名誉子爵
加護:【自由神の加護】
スキル
【毒生成】【薬生成】【悪食】【菓子作り】【念話】【鍛冶】【熟成】【発酵】【誘惑】【前戯】【水泳】【芸術家】【醸造】【蒸留】【盗賊】【欲情】【発情】【避妊】【射精管理】
フレンドリースキル
アルティ=クローバー(人間)
【七大魔法】【魔導書】【耐寒】
ドロシー(ハーフエルフ)
【月魔法】【調合】【採取】【交渉術】【商人】【金の恵み】
マリア(獣人族)
【炎魔法】【電光石火】【天駆】【神速】【直感】【言語理解】
ジャンヌ(獣人族)
【水魔法】【術理】【並列思考】【見えざる手】【言語理解】
テルナ=ローグ=ブラッドメアリー(吸血鬼)
【隠蔽】【鑑定阻害】
シャーリー(人間)
【暗殺術】【短刀術】【調合】【器用】【蹴撃】【投擲】【針使い】【操糸】【暗視】【詐欺】【窃盗】【姦淫】【礼儀作法】【苦痛耐性】
エヴァ=ベリーディース(半魔人)
【重力魔法】
フィーナ=ローレンス(人間)
【花の神の加護】【指揮】【宮廷作法】
ミオ=ホウヅキ(妖怪族)
【???】
コントラクトスキル
リルム(グラトニースライム)
【暴食】【超速再生】【アイテムボックス】
シロン(スロウスラビット)
【怠惰】
ルドナ(グリードホーク)
【強欲】【風魔法】【空気抵抗軽減】【奇襲】
ウル(プライドウルフ)
【傲慢】【闇魔法】【影分身】【危機感知】【隠密】【索敵】
エクストラスキル
【聖魔法】【神眼】【武神の恩寵】【技術神の恩寵】【状態異常無効】【覇気】【付与魔術】【世界地図】【魔力吸収】
ユニークスキル
【百合の姫】【管理者権限】【記憶創造】【混沌の王】
名前:アルティ=クローバー
種族:人間
性別:女性
年齢:18歳
職業:悪魔級冒険者
所属:百合の楽園
称号:銀の大賢者
加護:無し
スキル
【魔眼】【耐寒】【氷結無効】【念話】
エクストラスキル
【七大魔法】【魔導書】【状態異常無効】
名前:ドロシー(真名:ドゥ=ラ=メール=ロストアイ)
種族:ハーフエルフ
性別:女性
年齢:130歳
職業:妖精級冒険者
所属:百合の楽園
称号:亡国の皇女
加護:無し
スキル
【調合】【採取】【交渉術】【商人】【金の恵み】【念話】
エクストラスキル
【月魔法】【状態異常無効】
名前:マリア
種族:獣人族
性別:女性
年齢:10歳
職業:子鬼級冒険者
所属:百合の楽園
称号:無し
加護:無し
スキル
【剣術】【直感】【言語理解】【念話】
エクストラスキル
【炎魔法】【電光石火】【天駆】【神速】【状態異常無効】
名前:ジャンヌ
種族:獣人族
性別:女性
年齢:10歳
職業:子鬼級冒険者
所属:百合の楽園
称号:無し
加護:無し
スキル
【執筆】【描写】【言語理解】【念話】
エクストラスキル
【水魔法】【術理】【並列思考】【見えざる手】【状態異常無効】
名前:テルナ=ローグ=ブラッドメアリー
種族:吸血鬼
性別:女性
年齢:1999歳
職業:神竜級冒険者
所属:百合の楽園
称号:真紅の女王、血の福音、意思ある災厄
加護:【最高神の加護】
スキル
【鑑定】【鑑定阻害】【隠蔽】他、現存する全てのスキル
エクストラスキル
【召喚魔法】
ユニークスキル
【全知全能】【無限】【紅蓮魔法】
名前:シャーリー(シャルロット=リープ)
種族:人間
性別:女性
年齢:25歳
職業:無し
所属:百合の楽園
称号:虚ろの影
加護:無し
スキル
【暗殺術】【短刀術】【調合】【器用】【蹴撃】【投擲】【針使い】【操糸】【暗視】【詐欺】【窃盗】【姦淫】【礼儀作法】【苦痛耐性】【鑑定阻害】【念話】
エクストラスキル
【状態異常無効】
名前:エヴァ=ベリーディース
種族:半魔人
性別:女性
年齢:18歳
職業:精霊級冒険者
所属:百合の楽園
称号:奈落の大賢者
加護:混沌神の加護
スキル
【念話】他、取り込んだ魔物のスキル
エクストラスキル
【状態異常無効】
ユニークスキル
【混沌】【重力魔法】
従魔
名前:リルム
種族:グラトニースライム
契約者:リコリス=ラプラスハート
スキル
【家事】
エクストラスキル
【超速再生】【アイテムボックス】
ユニークスキル
【暴食】
名前:シロン
種族:スロウスラビット
契約者:リコリス=ラプラスハート
スキル
【跳躍】
ユニークスキル
【怠惰】
名前:ルドナ
種族:グリードホーク
契約者:リコリス=ラプラスハート
スキル
【空の眼】【空気抵抗軽減】【奇襲】
エクストラスキル
【風魔法】
ユニークスキル
【強欲】
名前:ウル
種族:プライドウルフ
契約者:リコリス=ラプラスハート
スキル
【危機感知】【隠密】【索敵】
エクストラスキル
【闇魔法】【影分身】
ユニークスキル
【傲慢】
名前:ゲイル
種族:パンツァービートル
契約者:ドロシー
スキル
【突撃】【統率】【砲撃】【高速機動】
エクストラスキル
【金剛体】




