幕間:百合よりも遠い場所
久しぶりの幕間!
今回は居残り組メインです!
リコリスたちがサヴァーラニアに向かってから、およそ一月が経った。
寂しいのはもちろんあるけれど、待っているもどかしさもまた一興。
そろそろ帰ってくるかなと期待に胸を高鳴らせていた、ある日のこと。
「――――――――?!!」
言いようのない不安が居残り組を襲った。
異変にいち早く気付いたのはテルナだった。
「わ、妾ちょっと出かけてくるのじゃ!!」
それに続くようにシャーリーが。
「しばらく留守にします。探さないでください」
エヴァまでもが貝殻に籠もった。
「ぜ、ぜぜ、絶対に居ません…っ!」
何事かと身を震わせる私。
ヒタヒタと忍び寄る悪寒の正体は、すぐにわかることになった。
「ユウカ」
「ひっ?!ア、アルティ?な、なに?どうかした?」
「チョコレートを作ったので味見をしてください」
「はぱぁ…」
死にたくない…
幽霊だけど…
アルティは神に見放された料理下手だ。
下手という括りにすら囚われないと言っていい。
ことアルティの料理――――料理と呼んでいいかどうかはともかく――――は、百合の楽園における触れてはならない領域というのが私たちの共通認識で、アルティが率先して厨房に立とうとするのを阻止することは至上命題に他ならない。
なのに…
「なんで…なんで私が…」
「何故泣いているのかはわかりませんが、さあどうぞ。おいしく出来ましたから」
「……何作ったって?」
「チョコレートです」
あの甘くておいしいやつ?
……これが?
この端っこから蒸発してるキレイな銀色の何かが?
「あの、アルティ…なんで急にチョコレートを?」
「ユウカはまだ知らないようですね。以前リコから聞いたんです。リコたちの世界には、バレンタインなる文化があると」
好きな相手に好意を伝えるためにチョコレートを贈る。
それだけ聞けばなんとも甘酸っぱい催しだ。
きっとリコリスは、みんなにチョコレートを配るつもりだったんだろう。
そして、まさか産業廃棄系料理下手女子が配る側に回ろうとは夢にも思わなかったんだろう。
そのせいでこうなってるんだとしたら、もし死んだら呪ってやるあのバカ!
もう幽霊だけど!
「私が味見をするべきなのでしょうけれど、どうやら妊娠中にチョコレートはあまりよろしくないみたいなので。さあ、どうぞユウカ。遠慮なく」
アルティの目にこのチョコレート(という名の限りなく汚物に近い何か)はどう映ってるのよ。
こんなの食べたら一周して受肉しちゃいそうなんだけど。
「わ、私、今お腹いっぱいで…」
「甘いものは別腹ということで」
たとえこれが本当に甘いとしても、収納されるべきは別腹じゃなくて異次元であるべきだと思うんだけど。
ま、まあ…とりあえず手に取るくらいは。
このギリギリ蒸発してないところを……グサッ。
「痛っっっだ!!!」
なんか刺さったんだけど!!!
霊体の私でさえ貫通する攻撃性!!!
「ゴメンなさいユウカ。熱かったですか?」
「熱いんじゃないの痛いの!!触ろうとしたら棘生えた!!何これ新種のハリネズミ?!!」
「チョコレートと言ったじゃないですか、もう。仕方ありませんね。私が食べさせてあげますよ。あーん」
これを口に入れようとするの緩やかな殺人じゃない?
幽霊だから殺しても死なないって認識でいる?
けど私には秘策がある。
ユニークスキル【反転】
リコリスの力で宝具、反転聖杯の特性を私へと移し替えた際にスキル化したこの力は、聖杯が持っていた万象の反転を、私の意思でそのまま行使出来る。
ただ消費する魔力が膨大で、リコリスと繋がって尚も使用頻度は限られる上に、絶大な効果故に使いどころも大して無かった。
けど!!
絶対に今が使いどころ!!
「【反転】!!」
「何故スキルを?」
「これで大丈夫いただきまーす!」
まずいものはおいしく。
不可食すら可食に。
局所的に世界を書き換える。
ほーらアルティの作ったチョコレート(異臭と悪臭を漂わせる何か)だってこのとおりおいしく――――――――
「ぁばばばばびびびぷーーーーーーーー」
ビクンッビクンッ
「空中で痙攣するほどおいしいなんて…私の才能は留まることを知りませんね」
薄れゆく視界の中、私が見たのは大層満足げなアルティ…そしてキレイな川と満開の花畑だったとさ。
フフフ、ウフフフフ。
「――――――――あっぶな成仏しかけた!!!」
これで死んだら何死に該当するのよ…
幽霊も殺す料理怖すぎるでしょ…
――――――――
先日の暗殺者ギルドの一件以降、シャーリーは変わった。
否、これが本来のシャーリーなのかもしれぬ。
「次はこの服を着てください。あぁ似合っていますね…とても可愛らしいですよ。じゃあこっちは……もっと可愛いです」
「それはいいのじゃが…シャーリーよ」
「そ、そろそろ…休憩を…」
「こっちの服もきっと似合いますよ。ぜひ試着してみてください」
タガが外れたのか、自制をしなくなったのはいいことじゃが、にしてもじゃ!
「着せ替え人形か!!何時間遊ばれてるんじゃ妾らは!!」
「ゔううううう」
「見ろエヴァを!慣れぬフリッフリの服ばっか着させられるから虫の息じゃ!」
「似合うのですから仕方なくありませんか?」
「なんじゃ言い回しがリコリスに似てきたのそなた」
「最上の賛辞です」
頬を赤らめるでないわ愛い奴め。
まあ、しかしあれじゃ。
長いこと自分を抑え込めておったのじゃからな。
多少羽目を外すことを誰が咎めようか。
着せ替え人形になることも甘んじてやろうではないか。
「ところでテルナさん」
「む?」
「テルナさんって増えられますか?」
「外す羽目にも限度ってあるじゃろ」
「とびきり可愛い組み合わせの服が出来てしまいまして。リコリスさん曰く、双子コーデというらしいです。本当ならマリアさんとジャンヌさんに着てほしかったのですが、テルナさんで我慢しますので」
「そなたほんとしばき倒すぞ。まったく…分身するくらいわけないが」
リコリスの分身と違い多次元の自分を呼び寄せるのでなく、普通の実像分身じゃがな。
「ほれ」
「さすがですね。ではこれを。エヴァさんはこっちで。あーーーー可愛いですね最高ですね。もう、あの、好きです」
「冷静に限界感じとるぞこやつ」
「可愛い、というか…お、おもしろく、なりましたね…シャーリー、さん」
それな、じゃ。
「次はどんな服を…」
「クハハ、こっちのシャーリーの方が人間味が強くて好みじゃ」
「わた、私も…です」
愛されとるのうシャーリー。
「ではそろそろ際どい服と下着も試着していただきたいので脱いでもらえますか?はやく」
「人間味強すぎじゃろ」
「はぴゃあ…」
――――――――
うちの娘は天才だ。
親バカ的な意味でなく。
「ではアリス、829735×961527は?」
「797812605345〜」
六桁の乗算は暗算で即答する頭脳もさることながら、物事に対しての吸収力、理解力が凄まじい。
本を読めば一字一句を一瞬で記憶してしまう。
ボードゲームは全戦全勝。百合の楽園の、リコリスを含めて未だ誰もアリスには勝てたことがない。
あらゆる分野において才能を光らせている。
また、
「テンホー!」
「ぬあっ?!またか?!」
「こ、これで連続、十二回…」
「アリスに親番が回った時点で負ける…」
運にも恵まれている。
これらは全てスキルに由来しない、純然なアリスのスペックによるものだ。
リコリスとはまた別の意味合いで、この子もまた時代の寵児。
さすがは精霊王にして竜王。
さすがは私たちの可愛い娘。
こういうときなんて言うんでしたっけ。
マジ天使?
「アリスさんに服を作りましたよ」
「天使ッッッ!!!」
「おかーさんはなぢだしたー」
出ますよ可愛すぎたら。
「全てが完ぺきだなんて。今から将来が楽しみですね」
「しょーらい?」
「ええ。あなたが何になりたいか、どうしたいかということです。……って、まだ0歳の子に言うことじゃないですね」
普通に話しているものだから、つい忘れがちですが。
この子はまだまだ赤ん坊。
そんなことを考えるのはまだまだ先でいい。
「おかーさんのいってることわかんないー」
「ふふっ、ですね」
「でもねでもね、アリスねーママとおかーさんみたいにね、だいすきってなるひととけっこんする」
「結婚?!まだ早いですよ?!お母さん許しませんからね?!」
「けっこんダメ?」
「ダメです嫌です認めません!あなたを娶りたい人が現れたら私全力で立ち阻かりますからね?!」
アリスを娶る人は、最低でも百合の楽園に並ぶくらい強くなくては!
「おかーさんこじゅーとみたい」
「なっ?!だ、誰ですかそんな言葉を教えたのは!私はあなたの母親として相応しい人をですね!」
「アリスまだわかんない〜。んしょっと。おなかすいたからシャーリーにパンケーキつくってもらおーっと」
「ア、アリス?アリス〜?!なんて自由な…絶対リコに似ましたね」
しかし、うぅ…我ながら余裕の無い…
こんなことで産まれてくる子どもに顔向け出来るのでしょうか…
はぁ…
「子育てって難しい…」
なんとなくリコと話したい気分になった。
早く帰ってきてくださいと、私は窓の外を見やった。
その瞬間、無意識に顔が綻んだ。
私を見つけて手を振る、大好きな思い人の姿が見えたから。
――――――――
「はい、んじゃー新年明けて初めて全員集合ってことで。今年も世界を盛り上げてしてこーぜよろしくー。かんぱーい」
「かんぱーい」
「ういー」
少女ジークリットの号令で、各々がグラスを掲げた。
その中でいち早く、キンと冷えたビールを飲み干した少女が一人席を立った。
「じゃ」
「おーいおいおい!早すぎだろ帰ろうとしないでよユナ!せっかくみんな集まったんだから!」
「だから顔は出してあげたじゃん。お酒も付き合った。これ以上は意味無いでしょ」
「意味無いことはないじゃん!あるでしょもっと!近況報告とか!」
「無い。てか飲み会とかバカじゃん。マジ時間の無駄。悪しき風習すぎ」
「それは本当にそう思うわね。そういうことなら私たちも帰っていい?」
「騒ぐのダルいし」
「お、お酒、あんまり…好きじゃない、し」
「ちょっ、アーシャ!レイも!シオルまで!」
ジークリットが慌てて止めようとすると、向かいの席でゼロがナッツを口に放って頬杖をついた。
「いいじゃない。帰らせたい奴は帰らせれば。顔を出しただけでも、こいつらにしてみれば上等でしょ」
「そーそー。さっさと帰れば〜?」
「お酒マズくなるから消えてー」
「あ?あんたらに言われる筋合いは無いんだけど」
「キティもメロディアもなんで煽ってんだ!楽しい飲み会だってんだよ!」
「すみませーんからあげ山盛りでー。あとうなぎの白焼きとひね皮ポン酢もー。ミスティも食べる?」
「食う。あとライムサワー頼んで」
「ういー」
「我関せずが過ぎるだろミストリナ!ニア!もー!どいつもこいつも!緋色の後継の名が泣くぞ!」
彼女の熱弁もどこ吹く風。
さっさと帰宅しようとしている者に、淡々と酒を飲む者、喧嘩腰に睨み合う者。
少女たちは各々の自由を抱いていた。
「なんで楽しくお喋りも出来ないんだ…。百合の楽園が羨ましすぎる…。あの人たちと何が違うっていうんだよぉ…」
「リーダーの器」
「リーダーの品格」
「リーダーそのもの」
「お前ら揃いも揃って創作意欲の糧にしてやろうか!!!」
後継の名に相応しき珍騒動。
花あり酒あり笑顔あり。
彼女たちの物語もまた、大輪の百合と同じ。
歴史の片隅に咲くのだけれど。
それはまたいつか。またいつか。
《プロフィール》
名前:リコリス=ラプラスハート=クローバー
種族:半神半人
性別:女性
年齢:19歳
職業:鳳凰級冒険者
所属:百合の楽園
称号:ドラグーン王国侯爵、アイナモアナ公国名誉子爵、ディガーディアー名誉子爵、竜殺し、夜会の主、神への叛逆者
加護:【自由神の加護】【遊戯神の加護】【法神の加護】【精霊王の加護】【竜王の加護】
アンリミテッドスキル
【百合の王姫】【創造竜の魔法】
名前:アルティ=ラプラスハート=クローバー
種族:人間
性別:女性
年齢:18歳
職業:魔狼級冒険者
所属:百合の楽園
称号:銀の大賢者
加護:【魔術神の加護】【精霊王の加護】【竜王の加護】
ユニークスキル
【七竜魔法】
アンリミテッドスキル
【妃竜の剣】
名前:ドロシー(真名:ドゥ=ラ=メール=ロストアイ)
種族:ハーフエルフ
性別:女性
年齢:130歳
職業:精霊級冒険者、薬師
所属:百合の楽園
称号:亡国の皇女、森羅の継承者
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【調合】【採取】【交渉術】【商人】【金の恵み】【念話】
エクストラスキル
【精霊魔法】【月魔法】【眷属召喚】【状態異常無効】
名前:マリア=リリーフレイム
種族:獣人族
性別:女性
年齢:10歳
職業:妖精級冒険者
所属:百合の楽園
称号:竜殺し、サヴァーラニア獣帝国伯爵、獣帝金勲章
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【剣術】【直感】【言語理解】【念話】
エクストラスキル
【状態異常無効】
ユニークスキル
【獄炎魔法】【疾風迅雷】
名前:ジャンヌ=アクアリリー
種族:獣人族
性別:女性
年齢:10歳
職業:妖精級冒険者
所属:百合の楽園
称号:竜殺し、サヴァーラニア獣帝国伯爵、獣帝金勲章
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【執筆】【描写】【言語理解】【念話】
エクストラスキル
【並列演算】【見えざる手】【状態異常無効】
ユニークスキル
【溟海魔法】【真なる智慧】
名前:テルナ=ローグ=ブラッドメアリー
種族:吸血鬼
性別:女性
年齢:2000歳
職業:神竜級冒険者
所属:百合の楽園
称号:真紅の女王、血の福音、意思ある災厄
加護:【最高神の加護】【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【鑑定】【鑑定阻害】【隠蔽】他、現存する全てのスキル
エクストラスキル
【召喚魔法】
ユニークスキル
【全知全能】【無限】【紅蓮魔法】
名前:シャーリー(シャルロット=リープ)
種族:人間
性別:女性
年齢:25歳
職業:子鬼級冒険者、裁縫師
所属:百合の楽園
称号:虚ろの影
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【暗殺術】【短刀術】【調合】【器用】【蹴撃】【投擲】【針使い】【操糸】【暗視】【詐欺】【窃盗】【姦淫】【礼儀作法】【苦痛耐性】【鑑定阻害】【念話】
エクストラスキル
【影魔法】【状態異常無効】
名前:エヴァ=ベリーディース
種族:半魔人
性別:女性
年齢:18歳
職業:悪魔級冒険者
所属:百合の楽園
称号:奈落の大賢者
加護:【混沌神の加護】【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【念話】他、取り込んだ魔物のスキル
エクストラスキル
【状態異常無効】
ユニークスキル
【混沌】【重力魔法】【混沌付与魔術】
名前:ルウリ=クラウチ=ディガーディアー
種族:自動人形
性別:女性
年齢:19歳
職業:悪魔級冒険者、錬金術師
所属:百合の楽園
称号:錬金術師
加護:【機械神の加護】【精霊王の加護】【竜王の加護】
スキル
【射撃】【精密動作】【解析】【念話】
エクストラスキル
【錬金術】【人形師】【魔力装填】【魔力変質】【状態異常無効】
名前:アリス=ラプラスハート=クローバー
種族:精霊竜王
性別:女性
年齢:0歳
職業:無し
所属:百合の楽園
称号:精霊王、竜王
加護:【精霊王の庇護】【竜王の庇護】
アンリミテッドスキル
【精霊王の輝冠】【竜王の黒逆鱗】
名前:ユウカ=モノクロリス
種族:幽霊
性別:女性
年齢:500歳
職業:粘体級冒険者、死霊術師
所属:百合の楽園
称号:時の迷い子
加護:無し
スキル
【念話】
エクストラスキル
【状態異常無効】
ユニークスキル
【死霊魔法】【反転】
名前:モナ=エクスヴァルヴァ=クトゥリス
種族:悪魔
性別:女性
年齢:2000歳
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
称号:夢幻の欲望王、性喰者、処女殺し
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
エクストラスキル
【眷属召喚】【状態異常無効】
ユニークスキル
【邪淫】【運命操作】【夢幻世界】
《従魔》
名前:リルム
種族:幻獣種・粘魔竜姫ベルゼビュートスライムロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【魔竜の暴食】
名前:シロン
種族:幻獣種・眠兎竜姫ベルフェゴールラビットロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【兎竜の怠惰】
名前:ルドナ
種族:幻獣種・空鷹竜姫マモンホークロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【鷹竜の強欲】
名前:ウル
種族:幻獣種・黒狼竜姫ルシファーウルフロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【狼竜の傲慢】
名前:ゲイル
種族:幻獣種・翠甲竜姫アバドンビートルロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【甲竜の破滅】
名前:トト
種族:幻獣種・月霊竜姫レヴィアムーンエレメンタルロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【霊竜の嫉妬】
名前:プラン
種族:幻獣種・冀聖竜姫サタナエルドラゴンロード
契約者:リコリス=ラプラスハート
職業:粘体級冒険者
所属:百合の楽園
加護:【精霊王の加護】【竜王の加護】
スペリオルスキル
【聖竜の憤怒】