102.ナンパはノリでイッちゃって
ナンパしたことありますか?
私は無いです。
陰キャなので。
「んーーーー♡おいしいのですー♡」
コルルシェールは塩ラーメンをスープまで飲み切り、爛漫な笑顔を浮かべた。
「すみませーんもう一杯おかわりなのです」
「よく食べますね」
フェイも同じく。
コルルシェールほど感動した様子はなく、無言で淡々と食べ進めてはいるものの、すでにラーメンの器を五つ空にしている。
担々麺という辛味を効かせた種類が好みらしい。
「ラーメン気に入ったのです。こんなにおいしい料理は初めてなのですよ」
「サヴァーラニアは、自然が豊かで食べ物もおいしいと聞いています」
「食材のおいしさと料理のおいしさとは違う話なのです。サヴァーラニアの一部では料理をしない生食の文化もあるくらいですし。そうだフェイ、陛下に頼んでラーメンをサヴァーラニアでも食べられるようにするのです」
「陛下がこれを召し上がり、気に入られることがあれば叶うかもしれませんね」
「絶対気に入るのです!コルルがこんなにおいしいと思っているのですよ!ラーメンを作った人は偉大なのです!天才なのです!」
そんな風に言われてつい私の口は軽くなってしまった。
「私の妻の料理をそんなにも気に入っていただけたようで。喜ばしい限りです」
言ってからハッとした。
余計なことを、と。
「妻?銀さん結婚してるんですか?」
「アルティと呼んでください。まあ、一応」
これ見よがしに左手で髪を耳にかける。
この優越感…すごくいいです。
「こんなにおいしい料理を作れるなんて、奥さんはさぞ名のある料理人なのです」
「料理人ではありません。一介の冒険者です」
あれを一介のと呼ぶのかどうかはさておき。
「へー冒険者。大賢者を娶るほどのですか。ちょっと興味あるのです。お願いしてサヴァーラニアにもラーメンのお店を出してもらうのですよフェイ」
「それも陛下がお決めになることです」
「忠誠心がお有りなのですね」
「獣人は実力が全て。強き者に傅くことが至上の喜び。そして我が敬愛なる獣帝陛下は、世界最強に名を連ねる尊きお方。忠義も忠誠も有って然るべきです」
大賢者…それも世界に九人いる大賢者の内、最も好戦的で血の気が多いとされている約束と飢餓の二人をこうも手懐ける。
獣帝とはそんなにも。
「二人も一緒に陛下にお仕えしませんか?大賢者なら歓迎するのですよ」
「お断りします」
「ご、ゴメンなさい…」
「ありゃ」
何を世迷い言を。
たとえどれだけ獣帝とやらが強かろうと。
「私たちが愛する者以上に、魅力的な人は存在しませんから」
ほんの僅かにフェイの眉根が動く。
「我らが獣帝陛下が、どこの馬の骨とも知らない無象に劣ると?」
「愛の形は人それぞれ。否定はしません。ですが譲るつもりもありません。そこだけは曲げてはいけない。世界一の女性は私の妻にして、私たち百合の楽園のリーダー。リコリス=ラプラスハート=クローバーその人以外にはありえません」
如何に血の気が多いといえど、この場でやり合うつもりはないらしい。
脳天に牙を、喉元に爪を突きつけられるようなプレッシャーを放つだけに留まった。
「俄然興味が湧いてきたのです。大賢者にそこまで言わせる人に。ぜひ一度お会いしたいのですよ。今はどちらに?」
「さぁ。自由な人ですから。案外今頃、どこかで女性を口説いているかもしれませんよ」
冗談めいて言ったわけじゃない。
ただ……なんとなく、本当にそんなことをしている気がするんですよね。
――――――――
「ゴメンなさい!!!」
土下座ァァァァァ。
「も、もうよい!忘れる!貴様も忘れよ!」
「はい…。あ、でも」
「なんだ?」
「余計なお世話かもしれないけど……少しはお手入れした方がいいよだぶち!!!」
両頬に真っ赤な紅葉ついちゃったよ。
つい口が本音を…
「いいの!どうせ誰にも見せないんだから!」
「ほぇ?」
「あ…コホン!!なんでもない…」
「はぁ。えっと」
一応何か言っといた方がいいかな。
なんでノーパンなの?とか。
処理してないのもだらしない感じがしてナイスだよとか。
ワイルドな匂いが最高だったとか。
……ダメだ下半身の感想しか出てこねえ。
あ、おっぱいも柔らかくて良かったよ……我ながら最低さんだな私。
「あ、私リコリス。リコリス=ラプラスハート=クローバー」
「フン」
そっぽ向いても可愛いの溢れてる。
「ねえねえお名前は?ちょっと見させてもらってたんだけど、めっちゃ強いよね。気になったから声掛けちゃったんだ」
「人の股に顔を突っ込む変態に名乗る名は無い」
「そんなこと言わないでさー。ねーねー♡」
「近い!初対面の距離感かそれが!」
「パーソナルスペースを無視することには定評があるリコリスさんなので。だからね?お名前おーしえてっ」
「……レオナ」
「レオナちゃんっ♡おー名前可愛いっ!♡次はお顔も拝ませてもらいたいなー。あ、よかったら一緒に迷宮攻略しちゃう?私こう見えても魔狼級なんだ。それかそこのカフェでお茶でもする?私のお店なんだけど」
リコリスカフェ、迷宮支店である。
「うるさい下がれ!私は…我は一人でいい」
「まあまあそう言わずに♡お股に顔突っ込んじゃったお詫びってことで♡」
「あ、ちょっ、ちょっと?!」
「へいへーい♡かわい子ちゃんのお通りだー♡」
おそらく史上初、迷宮でナンパした女、私。
いやぁ、フヘヘ♡
可愛い子いたらしょうがないよねっつってー♡
「さあさあ、なーんでも好きなもの頼んじゃってよ。ごちそうするから」
レオナちゃんはローブ越しにジトっとした目を向けてきた。
けど、私がずっとニコニコしてるもんで気が抜けたんだろう。
おとなしくメニューに目を落とした。
「オムライス…ハンバーグ…ピザ…クリームソーダ…」
はらりとフードが脱げお顔が顕に…ひゃああエグい美少女ぉ!!!♡顔ちっちぇ!♡
「ウヘヘェかわヨさんだねぇ♡ライオンの獣人さんだぁ♡エヘッ、デヘッ♡いっぱい食べてぇ♡すみませーんメニューのやつ全部くださーい♡」
テーブルの上に所狭しと並ぶ料理たち。
クオリティはさすが。ワーグナーさんが監修したのかな?
本店とまったく一緒な出来栄えだ。
「ささ、召し上がれ」
「……いただきます」
オムライスを一口。
レオナちゃんは一拍置いてから、ものすごい勢いで食べ始めた。
いっぱい食べる女の子っていいよね。
「おいしい?♡」
「……おいしい」
バクバクもぐもぐ。
お腹すいてたのかな?
レオナちゃんは私の目を気にせず、一心不乱に料理を食べ切った。
特にオムライスが気に入ったようで、それだけは二回おかわりしてた。
「ふぅ…おいしかった。ごちそうさまでした」
「ニシシ、いい食べっぷりだったね」
「こんなにおいしい料理久しぶりに食べたから」
さっきまでの偉ぶった話し方が砕けてる。
どうやらこっちが素らしい。
「王国ってすごいね。料理もそうだけど、ここが迷宮の中なんて信じられない」
「まあね。我ながらとんでもないないもん作ったって思うよ」
「もしかして、あなたがこの迷宮を?」
「うん」
あれ、秘密にしてたっけ?
してない…よな?
まあいっか。
「この指輪が宝具でね、ちょちょいっと。レオナちゃんは観光?それとも迷宮の話を聞いて腕試し?」
「ええと、少し用があって」
「一人で?」
「ううん。お付きの二人と一緒に」
お付き…この子結構偉い人かな?
「でもいつも一緒だと息が詰まっちゃうし、偉そうにしてるのも疲れるから」
「さっきの話し方のこと?」
「うん。ちょっとワケがあって。だから抜け出すみたいにここに来たの。あの人たち、ちょっと気に食わないことがあると、私のためってすぐに人を殺しちゃうだもん…。私そんなに機嫌悪くないのに」
こっえ。
モンペかよ。
「こんな風に誰かとおしゃべりするのも久しぶりで、今すっごく気分が楽。ありがとうリコリスさん。ちょっと強引ではあったけど」
「ならよかった。さすがにノーパンに顔面ダイブは悪いことしたなぁって思ってたんだ。シシシ」
「うるさいっ!いいの!パンツは嫌!見えない束縛を感じる!」
「なんだそりゃ。シシシ、レオナちゃんおもしれーね。いくつ?私19」
「私も。今年の9月に」
「マジ?私も9月が誕生日。うっわ運命だわー付き合おっか♡」
「リコリスさんって軽薄って言われない?」
「愛に対して寛大で寛容なだけだよ。あと性欲にもね♡ニシシ」
「自分に正直な人なんだね。羨ましい。私は周りに嘘をついてばっかりだから」
レオナちゃんはどこか寂し気にストローに口を付けた。
正直サヴァーラニアに対してあんまり良い印象は持ってなかった。
マリアとジャンヌのこともあるし。
でも国柄は国柄。人は人なんだよなぁ。
少なくとも目の前にいる女の子を見てると、そんな今更を改めて受け取れた。
「あ、ゴメン初対面なのにこんな話。重たかったよね」
「ううん。話せるなら話しちゃえばいいよ。ちゃんと聴く。それでレオナちゃんが少しでも楽になるならさ」
「…いい人だね、リコリスさん」
「チッチッチ。ちょーっと違うんだな」
「?」
「いい人なんじゃなくて、いい女なの」
「クスッ、アハハハッ!」
「シッシッシ」
「リコリスさんっておもしろいね」
「おいおい私の魅力はこんなもんじゃないぜ?ってことで、よかったらこのまま一緒に迷宮攻略とかしちゃわない?」
「うんっ行きたい。連れてって」
「オッケー。ついでにレオナちゃんのことも攻略しちゃうぞなんつって♡行こ行こー♡」
おっしゃデートだー♡
――――――――
「く、あぁ…」
「おはようテルナ。随分よく眠ってたわね」
「おおドロシー。なんじゃ帰っておったのか。早かったのう」
「早いって、もう日暮れよ?」
「なんとそんなに経ったかの…ふぁ。他のみんなはどうしたのじゃ?」
「マリアとジャンヌは、ルウリとユウカとお風呂。アルティとエヴァはまだ帰ってないわ。どこかで遊んでるのかもしれないわね」
「リコリスは?屋敷でクリスマスの準備をしていたと思ったが」
「シャーリーの話だと、昼間にジェフが訪ねてきたらしいわ。迷宮に行くって、アリスを預けていったって」
「いつものことながらおとなしくすることを知らぬ奴じゃ」
それに関しては同意。
言って直るものじゃないから、アタシたちはとっくに諦観してるけど。
「遅くなるみたいだし、食事はこっちで済ませておきましょうか」
「そうじゃの。カフェでデリバリーでも…くあぁ」
「眠そうね?まだ寝足りないの?」
「うむ…どうにも存在感のある連中の気配が強くての。神経を逆撫でされるではないが、妙に落ち着かぬ。おかげで眠りが浅い浅い」
それでもしっかり六、七時間は寝てるじゃないってツッコむべきかしら?
「迷宮に挑戦しようっていう猛者でも集まってるのかしら」
「さての。ふぅ…妾も風呂に浸かってこよう。何か注文するなら妾はナポリタンで頼むのじゃ」
「はいはい」
存在感のある連中ね。
またあいつがどこかの女でも引き寄せたのかしら。
……今、自然とあいつが原因みたいに思ってたわねアタシ。
まあ実際のところ、【百合の王姫】が【花の神の加護】と共に女性に対しての更なる影響力を齎しているみたいなんだけど。
アタシはそんなことつゆ知らず。
リコリスカフェで何を注文しようかと、そんなことを呑気に考えるのであった。
――――――――
同時刻。
王城前。
「今日はありがとうございました、サリーナ」
「こちらこそ」
「わざわざ送ってくれるなんて、紳士なんですね」
「一国のお姫様を夜一人で返すなんて出来ないでしょう普通」
「本当に楽しかったです。また付き合ってくれますか?」
「王女殿下が命じるならば」
少しのいたずら心が働いて言ったつもりのサリーナだったが、リエラはそんな少女の指の先に、自分の指をそっと絡ませた。
「名前で、呼んでもいいんですよ」
沈みかけた夕焼けが頬に差す。
年頃の少女らしい表情に、サリーナは言葉を詰まらせた。
「あ…」
「……それじゃあ。おやすみなさいサリーナ。また明日」
「は、はい。また明日」
手を振って門の向こうに去っていくリエラを見送ると、ほどけた指に名残惜しさを覚え手のひらを見つめた。
「相手は王女殿下ですよ、私…。王女殿下だって空いた心の寂しさを埋めようとしてるだけで…」
わかっている。
だが、それだけでないのもわかっている。
「リエラ……わーっ!ダメダメ!ううう…」
呟いてハッとして頭を振る。
百面相するサリーナに近付く女性が一人。
「失礼、お嬢さん」
「は、はい」
「冒険者ギルドというのはどちらにあるのでしょう」
「ギルド、ですか?それならこの通りをまっすぐ行けばすぐに見つかりますよ」
「そうでしたか。ありがとうございます」
「うえぇ?!ちょ、ちょっと!あの!」
「はい?」
「まっすぐって言いましたよね?!なんで途端に右に曲がったんですか?!」
「ああ、恥ずかしながら少々方向音痴でして」
「少々どころではないような気がしましたけど…。よければそこまで案内しましょうか?」
「それは助かります」
何の因果か、数百メートルの直進を案内するという奇妙な道案内をすることになった。
「冒険者の方ですか?」
「どうしてです?」
「いえ、それにしては軽装な…普段着めいている気がして」
「フフ、よく見ていますね。冒険者ではなく、職員の側なんです。王都ではないギルドに所属しているのですが、少しこちらに用がありまして」
「職員さんでしたか。すみません失礼なことを」
「構いませんよ。こんな時間にうろうろしている不審者を訝しむのは当然です。王家に仕える魔法使いならば尚の事」
「どうしてそれを?」
「そうでなければ、こんな時間に城の前で王女を見送ることはしないでしょうから」
柔和に揶揄われサリーナは頬を朱に染めた。
「見てたんですか…。怪しいのはお互い様だったんですね……」
「フフフ。安心してください。言葉にしない内に忘れますから」
「はぁ…?あ、着きましたよ。ここがギルドです」
「ありがとうございます。是非お礼をしたいのですが。お名前を訊いても?」
「サリーナと言います。奈落の大賢者エヴァ=ベリーディースの一番弟子。黄昏の魔法使いです」
「エヴァ=ベリーディース……百合の楽園の」
「あ、やっぱりギルドの職員さんだから知ってますか?はい、あのリコリスさんがリーダーの――――――――」
女性は口角を微かに上げると、サリーナの頭に手を置き、何事も無かったように自分の横に戻した。
その間、コンマ数秒。
サリーナはほんの僅かに乱れた髪に違和感を抱いて、正面の女性を見上げた。
「あれ?私…」
「失礼、大丈夫ですか?」
「えっと…はい…。あの、どちら様ですか?」
「いえ、どこかボーっとしていたようなので。具合でも悪いのかと気になり声を掛けたのですが」
「そ、そうでしたか…。ゴメンなさい。ご心配をお掛けしました」
「一人で帰れますか?よければ送りますよ」
「いえいえ。もう大丈夫です。失礼しました」
小さく会釈し去っていくサリーナを見送り、女性は運がいいと呟いた。
「ヒナナ、ヨルル」
「はいはーい。ここにいるよー」
「はーいはい。いるよここにー」
「ギルドの皆さんに連絡を。パーティーの準備を、と」
「やったやったパーティーだ」
「嬉しい嬉しいパーティーだ」
路地の影から現れた双子は、女性の周りで小躍りした。
それはそれは楽しそうに。
それよりもっと嬉しそうに、女性は雲が掛かった星空を見上げる。
今、会いに行きますね――――――――
――――――――
時刻は夜の八時。
コルルシェールは満足気に膨らんだお腹を擦った。
「ふぅ〜。堪能したのですよ」
あれから何軒のラーメン屋をはしごしたのか。
行くよ先々で器を積んで餃子をたいらげて、を繰り返した。
さすがは飢餓の大賢者というべきか。
こっちは早い段階で辟易していたけれど、一応は外交という体裁である以上先に帰るというわけにもいかなかった。
「同じラーメンでもお店によって味が違うのがおもしろいですね。コルルはつけ麺がとても気に入ったのです。絶対サヴァーラニアでも流行らせるのですよ」
「陛下に進言するには少々下賤な味付けではありましたが」
そう言いながら、フェイ自身もコルルシェールに劣らずの量を食べてましたけど。
このうさぎの獣人は、辛い系のラーメンが口に合ったらしい。
私ならば一口で汗が止まらないようなそれを、最後まで涼しい顔で食べ切る。
その胆力は目を見張るものがありました。
「お腹、いっぱいです…ね」
「ええ。もうしばらくラーメンは見たくもありません」
「大変満足なのです。銀さん、奈落さん、今日はお付き合いいただき感謝なのです」
「礼を言っておきます」
「いえ。こちらも大賢者同士の交流が持てて有意義でした。関わる機会は限られるかと思いますが、どうか良き滞在でありますように」
「おっおやすみ、なさい…」
さあ、これでお役御免です。
というときだ。
「うぇーいレオナちゃんもう一軒行こうー!もう一軒ー!」
「もうリコリスさん飲みすぎだってばー」
「バーロー!レオナちゃんが可愛いから飲んでんだこっちはー!」
「わかったわかったからー」
「なーにがわかったんだコノヤロー!もっとわからせてやろーかあァン?!」
「アッハハハ!ちょっともうやめてってばー!」
往来で少女の腰を掴み、背後から発情した犬のように下半身を打ち付ける妻を見かけたのは。
「オラオラー!アンアン鳴けー!ここかー?ここが気持ちいいんかー?」
前言撤回。
妻でした。
「アンアーン♡もっとしてー♡なーん……て」
「…………」
「…………」
「あ、フェイ…コルル……」
凍りついた顔。
少女が二人にとって重要な人物であるのが見て取れた。
ならばあの方が…いや、それは一旦後にしましょう。
「……………………コホン、今戻った。迷宮の探索は有意義であったぞ。これは偶然知り合った我が友」
「ヘいへいへいへいへーーーーい!どーだこれがリコリスさんの腰使いじゃーい!」
「お願いリコリスさん今ちょっと腰パンパンやめて!」
フェイの指がゴギリと鳴る。
リコを殴ろうとしているようですが、それは勘弁願います。
それは私の役目なので。
「リコ」
「○ックスごっこたーのしー!」
「リコ」
「はへ?」
もういいですから凍っておきなさい。
永劫。
今回も読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
○ックスごっこは、百合の到達点。
○ックスごっこが好きな方はいいね、ブックマーク、感想、レビューをどうかよろしくお願いいたします!!
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詳しくは100.冬のぬくもりあとがきまで!
皆様のご応募お待ちしております!