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294話:グレートスノーベアーの狩猟 その1

 依頼を受けての翌日に支度を済ませた。今回現場に連れて行くパートナーは当初の計画通りでルドガー。そして彼女のサポートをするためにホワイエットを連れてきた。


「じゃあ早速だけど。キャンプで装備の支度を済ませたらターゲットの捜索に向かうぞ」


 情報によると昨日の夕方にグレートスノーベアーと遭遇した隣村の若い男性が大けがを負う獣害の被害にあったらしい。ギルドからは早急な討伐をせかされていることもあって、毎度の事ながら、俺が立ち入る狩場を含む半径10キロ圏内には一般人の立ち入りが禁じられ、その中は狩猟区域内として指定されている事態にある。


「よし、いくぞ」

「はーい!」「ガウ」


 ルドガーは今日が初めての狩になる。なので彼女とは付きっきりで狩猟を行うことになる。そしてホワイエットはその持ち前の飛行能力を使ってもらうことにしよう。


「ホワイエットは空からの偵察でターゲットの捜索を頼んだ」


 依頼書に記載されたモンスターの絵を見てもらいつつ空を偵察してもらうことになる。


「うん。この白くておおきな毛深いベアーを見つければ良いんだね? ちなみに私が先攻してもいい?」

「やると確実にモンスターが塵になるだろ」

「だから今日はマルチバズーカ砲は1本だけにしたんだよね?」

「ああそうだ。それにブレス攻撃も禁止な」


 要するにルドガーの分も残して縛りプレイをしてもらいたいのだ。


「ルドガーちゃんの為になら仕方が無いかぁ。いいよ。でもピンチの時は本気だしてもいいよね?」

「昨日話した通りにしていい」

「ありがとう! じゃあいってきまーす!」

「おういってこーい」


 狩猟防具を着たまま背中から翼を生やし彼女は空へと飛んでいった。


「さて、俺達も地上の様子を伺うことにしよう」


 空からばかりではなく。地上で起こっている様子も確認がしておきたい。事細かく把握して置く事で、ターゲットが引き起こした現場の状態を知る事に繋がるからだ。


「ルドガーは後ろから付いてきて」

「がう。わかった」


 最初の頃とは違って少しずつ片言で話しを返してくれているので、彼女の成長をとても感じた。

次回の更新予定日は7月25日です。よろしくお願いします。


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