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281話:探索クエスト『雪山の坑道にできた空洞を調査せよ』その1

 ザックさんの依頼を受けたその日のうちに現地入りし。そして村では雪山に入ることが一部のエリアに限って制限された。村人達の生活には少し支障がでるほどではあるが、そこを制限区域と指定されて、商売に必要なものが取りに行けない人達もおり、出来るだけ調査を早く終わらせて安全を確保しておかなければならい。なんでもザックさんの話す限りで聞けば、空洞からモンスターの声がしたと話しを受けているので、ハンターである自分が赴いてその正体を掴んだりし、最悪危害を加えそうなモンスターだったら、一度村にもどって駆除の提案をしないといけなくなる。


「ご主人よー。なんで寒いの苦手な私を連れてこようと思ったわけ?」


 村の奥様方が特別にと寒いのが苦手なサンデーの為に、耐寒機能のあるインナーを特注で作ってくれた。それを下に着込んで上には専用の防具を着用している。なのでとりあえずは本調子で無くとも普通に戦う事ができる。かという自分もおなじように奥様達から同じようなモノを頂いて着込んでいる。受け取るときに言われた『期待しているからね村一番の期待の若者さん!』と、自分でも頼りにされているんだなって実感をうけたんだ。その時に俺はこの村の人達の笑顔の為にも頑張らないとなと強く感じた。


「サビとホワイエットの武器の調整と整備が終わってないからだ。それに連続して狩猟ってのも彼女達にはストレスになる。ローテーションを組んでおかないと色々と不都合な事ばかりがおこるからな」

「じゃあご主人も休めば良いのにな」

「そうしたいが。お前達だけで現場に向かわせるのはギルドから禁じられているんだ。俺という人間がいてモンスターのお前達がセットでの狩ならば許されている。このバディー制度だって俺のモンスターテイマー特有の問題をどうするかで決められたルールなんだ。破ってしまうわけにはいかないんだよ」

「うん。よく分からない事だらけだな。まっ、いつかそうなったら。私達だけでも狩が出来ることを証明できるようになれば。そしたら人間共の恐れも無くなって信じてもらえるに違いないぜ」


 つまりサビはモンスターでもハンターになれるという事を人間に証明したいんだろう。難しい事だ。そうなればどうなるのかは未知数だし分からない……。


「まっ、ちょうど暇してたし。それにご主人と一緒に狩りをするのは暫くぶりだったから楽しませてもらうぜ」

「武器の装備は大丈夫か?」

「んなもん決まってるだろ? このバスターライフルとジャイアントシールドを持って戦えってんだろ? 正直に言って、両手を塞がれるのはあまり好きじゃないな」


 バンカーバスターライフルと呼ばれる持ちさげ型の長砲身ライフル。銃弾は37ミリクラスの大きさを誇る戦車砲を使用する特殊兵器だ。1発ごと発砲したのちにレバーや蓋を動かして排莢と砲弾を詰めて準備し、引き金を引いて砲撃を繰り返すことの必要とする大型兵器だ。構造的外観は反動減退装置マズルブレーキのついた、中折れで収納できる長砲身と、砲弾を発射する装填装置がついた造りになっている。


 これをサンデーは手提げ鞄の容量で持って狩猟を行う事になる。シールドは再装填時のスキを補う為に必要になっていくものだ。使う砲弾はサビが能力を使って砂や土から金属や火薬を精製して砲弾をつくることになる。


「じゃあ、さっそく依頼で受けた現場に向かうぞ」

「あいよ」


 それぞれで武器を背中に背負って現場に赴くことにした。


向かった先の空洞で2人が見たモノは。


次回の更新予定日は7月7日です。よろしくお願いします。

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