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「しにたい」が聴こえる

作者: 朝馬手紙。

さっきから近くで声がする

この胸の真ん中の奥の方

あぁ、丁度、心臓が鼓動打つ度に

呟いているのか


あれでもおかしいな

ボソボソとしか言わないこの口から

違う言葉が零れ落ちていく

やっぱりいきたい だってさ



さっきから外で音がする

この家の入口の扉の向こう

あぁ、丁度、顔の上を涙が伝う夜に

似ているのかな



それでもおかしいな

スミマセンしか言わない口から

違う言葉が流し込まれていく

やっぱりつらいな だってさ


やることなすこと

失敗迷惑荷物最悪だもん

ココにいない方が、土にでもなった方が

まだ…まだ…まだ…

生きている実感があるのかなぁ



死んで初めて、「今」がわかるのかなぁ



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