表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕らが探す過去の欠片  作者: 西村冬馬
1/8

プロローグ

あれは、小学生になって間もない頃だった。



僕は昔から人とはあまり喋らないタイプだったので、

クラスではもうみんな友達が出来ていたが僕にはまだ

出来ていなかった。



放課後、僕は学校の近くの河原で遊んでいた。



その時だ。突然、女の子が僕の隣にやって来て


『何してるの?』


『水切りだよ。』


僕はそう答えると、女の子はキラキラした目で僕が水切りしているのを見ていた。


『ところで君は誰?』


柚森若葉ゆずもりわかばだよ。よろしくね!』


女の子は明るく自己紹介をする。


『あなたの名前は?』


渡瀬悠希わたせゆうき、よろしく。』


僕も軽く自己紹介をする。



僕らはそれから、日が暮れるまで遊んだ。


『僕もう帰らないといけないから帰るね。』


『うん!じゃー、また明日ね!バイバイ!』

あいさつを交わし僕らは帰った。



それからというもの、僕らは学校が終わり、

放課後になると毎日のように日が暮れるまで、

鬼ごっこやかくれんぼ等で二人で遊んでいた。



しかしある日、いつもの河原に行くとあの子は居なかった。


ずっと待っていたがあの子は来なかった。


それからは、あの河原に行っても、あの子は居ない。


あの子は今どうしているんだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ