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燃える福岡  作者: ヤマト
3/3

第二話

今回も中途半端に終わってます。管制官の会話は適当です(無線の会話もですが・・・)

―翌日 FUK(福岡空港)―


午前0700


まだ、民間機も動き出していない滑走路に複数の機体が動いていた。ここ、福岡空港には航空自衛隊春日基地板付地区があり、いつもはT-4とCH-47Jが展開していた。しかし、今動いている機体は陸自迷彩を施しておりここにはいるはずの無い陸上自衛隊西部方面航空隊第三対戦車ヘリコプター隊のOH-1だった。


OH-1「こちら、陸上自衛隊OH-1。離陸を許可してください。」

管制官「こちら管制塔。滑走路は全てフリー。離陸を許可します」

OH-1「了解。」


まだ、静まり返っている福岡空港にエンジンの高い音が響くと同時にローターの羽音が大きくなり、OH-1は福岡空港を飛び立っていった。


―同時刻 県庁―


伊藤たちの第一中隊は第二中隊、第四施設大隊とともに県庁を出発。偵察ヘリの情報では、敵は存在せずと報告されていた。

―0730 香椎かもめ大橋―


東区一帯は誰もいないので通常ではありえないほど早く目的地に着いた。

中隊長「総員下車!速やかに周囲の警戒を行え。」

隊員「了解。」

第二中隊長「総員下車!速やかに橋周辺の偵察、警戒を行え」

隊員「了解。」


施設大隊隊長「速やかに破壊工作に移る。作業にかかれ。」

隊員「了解。」


そのときだった。

敵陣地のほうから演習で聞きなれた迫撃砲の射撃音が聞こえ、すぐ後に近くのクリーンパーク臨海に煙が立ち上がった。


中隊長「伏せろ!敵の砲撃だ。伊藤、無線で本部に連絡しろ!!」

伊藤「了解!こちら01連隊司令部応答願います。」

連隊司令部「こちら連隊司令部。01どうした?」

伊藤「香椎かもめ大橋で敵による砲撃を確認。クリーンパーク臨海一帯に着弾。作戦続行は厳しい!」

司令部「すぐにFUKからAH-1Sを送る。それまで持ちこたえろ!」

伊藤「了解。隊長!AH-1Sがくるそうです。」

中隊長「分かった。」

佐藤「どこが敵はいないだよぜんぜん違うじゃねーか」

第二中隊隊員「偵察班より報告!敵はみなと百年公園より砲撃している模様。なお、偵察班に多数の負傷者!!」

第二中隊長「偵察班はすぐに後退しろ!公園の中か・・・どうりで、見つからないわけだ。」


すると、砲撃音に変わる違う爆音が聞こえてきた。


AH-1S「こちらAH-1S。援護に来た。これより目標の排除に向かう。」

中隊長「了解。敵は向かいのみなと百年公園に展開中。」

AH-1S「分かった。なお、橋の破壊作戦は中止。こちらが同時に破壊することになった。君たちは撤退し、貝塚RPの16普連に合流してくれ。」

中隊長「了解した。」


中隊長「各員に告ぐ。作戦は中止、これより貝塚RPの16普連に合流し戦闘を継続する。負傷兵は施設大隊が後送する。」

隊員「了解。」



最終的に橋は徹底的に壊され、敵も粉々になったそうである。後日分かったことだが、伊藤たちを砲撃した迫撃砲は北朝鮮製のものだったそうだ。


次回は、貝塚RPになるのかな?


次回もお楽しみに~

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