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燃える福岡  作者: ヤマト
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第一話

今回は、戦闘が少し入ります。

―東京―


首相「それで、今の福岡はどうなんだ?」

官房長官「きびしいです。」

厚生労働大臣「福岡市はどうなっている?」

防衛大臣「現在、人工島を本拠地に都市高速貝塚RPが最前線です。それ以降の東区全域が抑えられているといってもいいでしょう。」

首相「敵の人数は?」

防衛大臣「把握できていません。恐らく、相当数いるかと・・・」

首相「自衛隊は?」

防衛大臣「はい、今のところ春日の第四師団と熊本の第八師団。西普連に出動させています。」

財務大臣「その~空爆はできんのか?空自に爆撃させればいいのでは?」

防衛大臣「できますが、そのときは福岡市民に犠牲が出ますし極力福岡市の施設へのダメージを減らしたいので・・・」

首相「まあ、当分は陸自にがんばってもらおう。海自には、博多湾の警戒に当たらせろ。空自は偵察だな。以上だ。」


―福岡市東区貝塚交差点―


中隊長「こちら01。目標を確認。朝鮮人10名弱」

連隊長「こちら連隊長。了解した。発砲を許可する。」

中隊長「こちら01。了解。各員、射撃用意。撃てっ!」


こちらが射撃すると、何人かは地面に倒れ動かなくなったが残りは電柱や車に隠れ、反撃を開始した。毎日これの繰り返しだ。


伊藤「クソッ。いくら撃っても出てきやがる。」

佐藤「どんだけ朝鮮人はいるんだ?」

中隊長「撃ち方やめっ!」


中隊長「こちら01。目標を殲滅。」

連隊長「こちら連隊長。了解。我々は帰還する。」

中隊長「了解。」


中隊長「中隊長より各員へ。これより撤退する。交代がくるまで警戒を減にせよ。」

「了解。」


交代要員の部隊が来るのと入れ替えに伊藤らは撤退するために装甲車に乗り込んだ。


中隊長「これより、県庁へ戻る。全車発進せよ。」




―福岡県庁前広場―


伊藤「ふー。やっぱ人を撃つのって慣れないな。」

佐藤「そうだな。」


伊藤は同期の佐藤に話しかける。二人とも同じ第4師団第40普通化連隊第一中隊に所属している。


佐藤「もうすぐ、作戦会議の時間じゃないのか?」

伊藤「あっ、やべぇ急ぐぞ!!」

佐藤「ああ。」

連隊長ににらまれ、中隊長に怒鳴られたのは当然である。


連隊長「わが連隊は明日、今まで施設温存のため行わなかった香椎かもめ大橋の爆破、同時に起こると予測される戦闘への警戒を行う。橋の爆破は第四施設大隊が行う。第1、第2中隊は施設大隊の援護。そのほかは警戒だ。」

隊員「了解。」

連隊長「詳しくは各中隊で話しがある。では、解散!」


中隊長「第一、第二中隊は明日0700に施設大隊とともにここを出発。事前にFUK(福岡空港)からOH-1が数機目標周辺を偵察する。その後、1000までに橋の爆破を終わらせる。ここは、人工島へのルートの一つだ。ここをつぶせば、相手も高速側の国道3号からしかこれない。いいな?」

隊員「了解」

中隊長「各自、装備の点検をおこなえ。以上!」


―福岡県庁大会議室―


福岡市長「今はどんな状態ですか?」

第四師団長「現在、都市高速貝塚RPを最前線に膠着しています。都市では迫撃砲や戦車砲は運用に制限があるので・・・」

福岡県知事「被害の状況は??」

師団長「建築物へは不明。我々は一個小隊が行動不能。警察にも甚大な被害が出ています。相手には、今のところ相当な損害を与えていますが、不明です。」

県知事「市長、交通や市民生活への影響は?」

市長「政府の特別非常事態宣言により現在全市民が第二新福岡に移住。交通各社も一部ですが復旧をしていますが、地下鉄と都市高速は政府により使用できなくなりました。空港は、現在自衛隊優先で利用中で民間航空も数便は運航中です。国際線は全社撤退しました。多少の混乱があるものの落ち着いているといえます。」

県知事「そうですか。警察のほうは?」

福岡県警長官「現在、九州管区機動隊や各県警からの応援で発電所、空港など主要施設への警戒を強めています。」

県知事「分かりました。よろしくお願いします。自衛隊は今後どのように?」

師団長「明日、海上自衛隊が博多湾に潜水艦を含む第二護衛艦隊を展開。警戒に当たるので、博多港は機能を失います。また、香椎かもめ大橋も爆破。敵の進行ルートを一つふさぎます。同時に、16、41普通科連隊と第4戦車大隊が、貝塚RPと松島交差点から侵攻します。」

『分かりました。』


この後も、議論が続き会議室の明かりは絶えなかった。



会議の内容や作戦の内容など、グチャグチャですね・・・


次回もお楽しみに。

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