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テストでデットorアライブ(5)

「アビリティ発動!発動!もっと早く動け!自分!」

焦りと混乱で息が苦しい。パペットの攻撃をかわしてから一気に距離を取る。パペットと同質と思われる障害物に身を隠して、様子を伺いながら息を整える。

(さっきラルと倒したパペットよりずっと強い!…ラル、死ぬなよ。)

ラルゴがいると思われる壁の向こう側をチラリと見ながら親友の身を心配する、そして打開策を見出す為に先ほど起こったことを思い出す…。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「結果オーライじゃあいくつ命があっても足りないよ。」

ラルゴの行き当たりばったり的な考えを否定する。

「そもそもラルは基本家に帰ることを視野にいれているんだからもっと慎重に動けよ。」

「家は関係ないだろ!!お前何様のつもりだ!!」

もの凄い怒鳴り声が帰ってきてケインは正直びっくりした。

「…そうだ、アレだろ。初モンスターを俺が倒したんで嫉妬してるんだろ。みっともない!」

「はぁ?そんなわけないだろ!」

「いーや、お前はそんなやつだね、前にミーナちゃんにお前が告白しようとしたとき、呼び出した俺にミーナちゃんが告白してきたからむっちゃ嫉妬してたじゃん。」

「それこそ今、思いっきりカンケーないだろ!ラルは後先考えなさすぎな上にジコチューだよ。」

「だーかーらーっ(⁉)」

ラルゴがさらに何かを言い返そうとしたそのとき、2人の間にポンという音とともに白い煙があがり、煙の消えた場所に1人の子供が立っていた。

その姿は、美しいの一言に尽きた。性別や年齢を超越した存在に思えた…神だと言われればそのまま信じたと思う。

「とりあえずわかったから。全て僕に任せて!ゲームで解決しよう。」

全くわけの分からないことを言われました…。

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