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ラルゴの初クエスト(3)

「マドリー家は男爵、アドラー家は子爵の爵位を持つ貴族だ。まあ、2人の母親は姉妹で王都の有力商人の娘だ。この姉妹と俺はちょっとした知り合いでね。あいつらもちっちゃい頃ならあった事がある。おそらく、それでご指名されたんだろう。黙ってたのは驚かすように母親に言われてたって。昔からあの人達は俺をからかうのが好きなんだよな。」

説明しているルーク師匠はかなり嬉しそうだった。

「懐かしいもんじゃ、人間は成長が早いのう。」

随分と感慨深げにドゥンガさんも言葉を漏らした。

「ドゥンガさんも知ってる人?」

「小さい頃だ、向こうは覚えておらんだろう。ルークは今だに毎年誕生日に何か送っているようだが。」

流石師匠、勉強になります。

「それで内容は?」

「近く若い貴族の為の狩猟大会があるらしくてな、その為の特訓だと。」

なるほどね、と思うが力が抜けて来る感じがする。

「その顔は楽な仕事って思ってるだろ?」

笑いながらルーク師匠は声をかけて来た。

「…まあ、そうかな?って。」

「楽かもしれんが相手は貴族だ、…大怪我でもさせれば死罪だってあり得るんだ。いくらアビリティ持ちでも許されないこともある…覚えて置いてくれ…。」

笑いながらコワイことをいわれたよ。


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