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利己主義勇者と良き魔王 【序】  作者: 雪祖櫛好
第四節 終わりの始まり
81/112

概要∧解説

あらすじとか。

概要∧解説


【ひとつの可能性】

 

 ラブラブバカップルなお嬢様と執事の話。これだけ書いたら恋愛小説とか少女漫画みたいな感じがする。お嬢様の外見が魔王に似ていたり、執事が実は魔族だったりする。ある日、客人が来て、それはラブラブ夫婦だったのだけれど、実は執事が魔族であるかどうかを確かめ、魔族だったら殺そうと思ってきた人間だった。執事は人間なんかに負けるわけないと思っていたが、その人間は想像を遥かに絶する強さだった。それで執事が諦めたらお嬢様が身を挺して守り、それを見て人間は魔族を見逃すことにした。その後はたぶんラブラブハッピーエンド。




【女の戦い】


 女の戦いらしい。とりあえずまとまると、勇者モテモテみたいな話。それはイケメンはやっぱりずるいということではなく、勇者がそれだけの人数の女性に慕われるようになるほど人助けをしてきたということを表す。あと、勇者にツンデレ疑惑が浮上した話。


「戦いの裏で」


 上記参照の【女の戦い】の裏で勇者はなにをしていたのかという話。ぶっちゃけこっちが本編。勇者が魔族を倒すために人間同士の戦争なんかやめろ、って様々な国の王を一気に説得する話。




【終わりの始まり】


 第一節の国での話。第四死亡。王様死亡。グローリーとリストが第三を恨む。勇者は悲しみに暮れる。







登場人物たち


・スウ


 ソフィに仕える。実は魔族だったりする。『第十』。


・ソフィ


 スウの主。可憐な少女。



・レナリー


 第二節で勇者に助けられた少女。そばかすが印象的。



・シェーラ


 第二節で登場した女性。雪のような髪と肌を持つ。



・各国の王


 勇者の説得で和平することになった。



・王


 第一節に登場。第三に殺される。



・グローリー/リスト


 第一節に登場。王に仕える。第三に恨みを持つ。



・トーラ


『第四』。巨大な魔族。勇者に殺される。




その他解説


・ひとつの可能性


 人間と魔族のあったかもしれない可能性の一つ。魔王の優しさにより、勇者が生まれていなかったら、いつかはこうなっていたかもしれないもの。勇者が生まれていなかったら、将軍の魔族を倒すことは誰にもできず、結果として、人間と魔族は和解することになったかもしれない。魔王は、というかそもそも魔族は人間のことを嫌いなわけではないし、それはただ単に人間が魔族のことを恐れているだけなので、その恐れを払拭できれば、おそらくは人間と魔族は共存できていたと考えられる。

 まあ、ほんの少しの危険性も許さず、魔族を滅ぼすことのできるほどの才能を持って生まれた勇者という存在があることにより、その可能性は消えたといってもいいが。


 


・疑似精神体

 

 実はとっても高度な魔法。けっこうな時間が必要。勇者に似ているが勇者ではないもの。概念魔法の一種であり、実体はない。勇者の思考パターンを学習させることによって、勇者の精神体のような役割を持った。簡単に説明するとそんな感じ。




・トーラの黒炎


 勇者は黒という色によってその効力を増大させていると考えたが、トーラはそのようなことは何も考えていない。『何を言っているのかわからんぞ』とは、本当に勇者が何を言っているのかわからなかっただけ。しかし、黒色にすることにより効力が増大することはなんとなくわかっていたらしい。人間とは違い、理論無しで完全な感覚により魔法を使う魔族だからこその思考である。



・宗教/文化など


 世界中を旅する勇者は西洋だけでなく東洋の宗教についての知識も有する。勇者の影響を受けまくっているサヤも自然と覚えた。魔法があるとはいえ、宗教が盛んな時代だから、彼らの言い回しにもそれらが見られることもある。流行の詩とかも読む。魔法技術の発達により流通も便利になったから、簡単に手に入ったりするから、読んでる人もけっこう多くなる。


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