封印の門-00◆「主要登場人物紹介」
■あらすじ
“封印戦争”の際に強大な闇の勢力に全土を蹂躙され、失地となっていたジョフ大公国(Grand Duky of Geoff)ですが、“大戦士”アルフレッド・グレンツェフ(グラン)をはじめとする冒険者の一団の尽力によって大公女レアラン姫が救出され、“闇の彼方への門”を封印する事により国から闇の勢力を追い払い、再びジョフ大公国の復活を見ました。
漸く安寧が訪れたかのように見えたジョフ大公国に、新たなる試練が襲いかかります。“水晶の霧”山脈より、強力なオークレイダーが国に来襲してきました。再建途上のジョフ大公国軍にコーランド王国からの援軍を併せ、グランと冒険者達は大公女レアランを助けて、国を護る戦いに着手します・・・。
■現在の主要登場人物
☆ レアラン・ルーフィウス・ラ・ジョフ [Learan Loufious la Geoff 171cm/A]
ジョフ大公女でジョフ大公国の主権者。グランの婚約者でもある。ジョフ飛翔騎士連隊を直率し、自らもWIND SHEED“疾風”に乗る。
☆ アルフレッド・グランツェフ [Alfred Granzeff 200cm/O]
通称「グラン」。ジョフ救国の大戦士にして、レアラン大公女の婚約者。秘剣“剛烈剣”を継承し、天の剛剣“チーフテン”を帯びる。
☆ エリアド・ムーンシャドウ [Eriard Moonshadow 186cm/O]
。“創世の魔剣”と呼ばれる『阿修羅』を帯びる“魔剣士”。レムリア姫のパートナー。アーサー・アートリム国王救出の功により授与されたヴェロンディ連合王国の自由騎士位(Free Knight)を有する。星々と放浪者に加護を与えしセレスティアン(Celestian)神の追随者にして 数少ない聖戦士の一人。
☆ マーガレット・レムリア・オフ・ヴェロンディ [Margaret Lemria of Velondy 162cm/B]
ヴェロンディ王アーサー・アートリムの妹姫で“夢見”の力を持つ。黒髪に黒い瞳が抜けるように白い肌に栄える絶世の美女で通称“夢見姫”と呼ばれる。“魔剣士”エリアドのパートナー。ヴェスベの森の守護の剣『タイン』を帯びる。
☆ ノエル・ラ・フォーム・ヒラリオン(ヒラリー) [Noel La Form Hilarion 177cm/A]
守護者(WARDEN)の一人で、“紫の騎士”と呼ばれる。封印戦争後、七人の守護者の内只一人エルスに留まり、平和と正義を守る孤独な戦いを続けてきた。不器用なせいか、生真面目で融通の利かない行動を取るが、その実慈愛と優しさに満ちた性格をしている。時空を超える聖剣『フォウチューン』を帯び、その剣の腕も確かである。白皙の肌に明るいエメラルド色の瞳を持ち、長い金の髪は常に頭上に高く結い上げている。その冷静さから、冷たいとも思われる美貌だが、その実非常に血が熱く、情が深い女性である。
☆ ディンジル・ルードロワ [Dingle L'Droix 188cm/B]
守護者(WARDEN)の一人で、“黒の剣聖”と呼ばれる。“紅の勇者”と呼ばれるランバルト・ラ・スールと甲乙付けがたい剣技を有する、エリスでも最高峰の剣の使い手の一人。ヒラリーを庇って一時闇に支配されていたが、ヒラリーの不断な想いで“眠れる街イス”より復活する。現在の不真面目な性格は、その時の後遺症と嘯いている。
☆ ジャンニ [Giannni]
妖精族の魔法剣士。様々な呪文と小道具を操る。未来から時を越えてこの時代に飛ばされて来た様だが・・・?
☆ カイファート・ジーニアス・ケルヴィン [Cayfarte Genius Kervin 192cm/O]
ジョフ大公国宰相。先代公主の親友だったが思想の違いから袂を分かち、一時は闇に染まり、ジョフを支配していた。大公女レアランによって許され、その庇護者となる。近隣に鳴り響く程の非凡な政治的手腕の持ち主。
☆ レオン・“ロック”・ジャン・バルト [Leon "Rock" Jean Bart 186cm/A]
ジョフ親衛騎士隊(LAG)隊長。“ロック”というのは、戦場で付いた渾名である。大公女と大戦士には忠実無比の騎士である。
☆ トリアノン・レスコー [Trianon L'Escort 177cm/A]
長い黒髪に黒い瞳、細身で長身の女性騎士で、コーランド近衛騎士、コーランド北遣軍司令官。コーランド王朝で24騎にしか与えられていない、ギャルド・シュヴァリエ(近衛騎士)の位を女王から拝命している逸材。王朝でも名家であるレスコー家三姉妹の長女。因みに次女がオルセーで姉同様近衛騎士、三女がシュノンソーで騎士見習いである。
☆ ルージ・デ・ラ・ポルタ [Lugi De La Porta 190cm/O]
コーランド近衛騎士にして、コーランド重騎兵第二連隊隊長。かの高名な鉄公爵(アイアンデュ−ク)、騎士団領を治めるセバスチアーニ・デ・ラ・ポルタ公爵の長男。
☆ イアン・サッコゥ [Ian Sakko 189cm/A]
伝説に唄われる三騎の龍騎聖の一極。あらゆる剣技に通じ、「剣のサッコゥ」と呼ばれている。礼儀を重んじる仲間思いの勇敢な剣聖。少し性格的に頭が固い面がある。
☆ ハロルド・ネースビー [Harold Nasby 199cm/O]
伝説に唄われる三騎の龍騎聖の一極。あらゆる槍技に通じ、「槍のネースビー」と呼ばれている。あまり感情を表に出さない無口な巨漢だが、非常に優しい心を持つ。
☆ エスター・シトール [Ester C'taule 180cm/B]
伝説に唄われる三騎の龍騎聖の一極。あらゆる弓技に通じ、「弓のシトール」と呼ばれている。龍騎聖唯一の女性。“心で風を読む”と言われる程の弓の名手。意外にも家庭的で、遠征時には調理も担当する。長い金の髪に、コバルトブルーの瞳を持つ。
☆ ??? [??? 188cm/?]
“放浪の戦士”とか“シレイナス”とか“サリアン・リパニアン”等と自称(?)する人物。
☆ マイラム・トランター [Miram Tranter 179cm/O]
ジョフ軽騎兵第四連隊隊長。機転と機微を備えているが、やや型破りなところも。
☆ フレム・リュティエンス [Frem Luetjens 188cm/A]
ジョフ装甲騎兵連隊隊長。生真面目な性格をしている。
☆ アルノ・カリスタン [Arno Kalistan 183cm/ B]
ジョフ親衛騎士隊“L.A.G.”副隊長。非常に礼儀正しく、丁寧な人柄である。
☆ レジナルド・ツィーテン [Reginard Zieten 175cm/AB]
港町グラッドサル出身。のんびりしている性格ながら、これでもコーランドが誇る近衛騎士でレスコー司令官代行。
☆ アマン・トゥーロン [Amman Touron 196cm/A]
コーランド重歩兵第三連隊隊長。
☆ フィリップ・コルベール [Pilipp Colbert 191cm/O]
コーランド軽歩兵第六連隊隊長。幾多の戦いを生き延びた歴戦の猟兵からの叩き上げ。
☆ カレン・ケイスナルド [Karen Kaysnarde 177cm/A]
コーランド軽歩兵第八連隊隊長。女性ながらコーランド軍最年少の連隊長である。巧みな戦術指揮で知られている。
■追記
この小説の原文体は、参加者が交互に書き込む対話形式で書かれています。その為に人称が時に変わるために読み難い面もあろうかと思いますが、平にご容赦願います。
また、本文の掲載に同意頂いたグラン大尉、えりあど氏には、この場を借りて感謝申し上げます。