第1章中間まとめ&登場人物紹介
【中間まとめ】
本作『宇宙艦で異世界に転移したら、俺の愛機が神機扱いされてる件』は、現代日本の大学生・天城朔夜が、突如として未知の銀河へと転移し、謎の高性能艦「アストラ・ヴェール」と共に新たな人生を歩む物語です。
第1章では、異世界(異銀河)における“魔力”という要素と、“帝国による階級社会”というSF×ファンタジーの要素が融合し、彼の立場が急速に変化していきます。
最初は一介の迷い人であった朔夜が、強力な艦の力と彼自身の思考・判断により、辺境の地で注目を集め、帝国から「監視すべき存在」としてマークされるように──
第11話から第14話にかけては、帝都からの使節団との対面、第三貴族連合との接触、リィナの過去、そして帝国貴族の救助と、物語が“銀河の政治と歴史”に触れ始めています。
これから朔夜が得る爵位と、その代償とは何なのか?
次の展開では、いよいよ「自らの旗を立てる」ための決断が迫られます。
【登場キャラクター紹介】
■ 天城朔夜
地球出身の大学生。天文学専攻。観測中の謎の閃光に飲み込まれ、異銀河に転移。
高性能戦艦「アストラ・ヴェール」の唯一の操縦者として銀河に登場する。
魔力適応率は人外級(96%)で、帝国からも危険視されている。
現在は“無所属の個人艦保有者”という曖昧な立場で監視下に置かれている。
■ ナビス(NAVIS)
アストラ・ヴェールに搭載された高次AI。論理的で主人公に絶対的忠誠を誓う。
戦術・分析・生体モニターから艦の全システムまで制御可能。時折皮肉屋。
■ リィナ・アルフォード(リィナ・エルステイン)
アリヴェス星の魔力観測士。実は粛清された旧侯爵家“エルステイン家”の生き残り。
朔夜の存在と決意に惹かれ、現在は彼の補佐を務めている。
冷静な性格ながら、芯には強い誇りと信念を持つ女性。
■ イレーナ・フローヴェル
第三貴族連合に属する外交官。自由と独立を掲げる思想家の側面もある。
朔夜に興味を持ち、帝国以外の選択肢を示唆。対帝国穏健派の中でも特異な存在。
■ グレイ=ヴァントス
帝都評議会直属の査問官。帝国の安定と秩序を第一に考える保守派。
朔夜に対し「従属か排除か」という二択を突きつけた人物。
■ セルディオ・サリディス
準貴族“サリディス家”の次男。アストラ・ヴェールによって救出され、恩を感じる。
仮面をつけた物腰柔らかな青年。第三貴族連合と繋がりがある可能性がある。
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物語の節目として、ここで一度、これまでの流れと登場キャラをまとめました。
復習用や、新しく読み始めてくれた方の道しるべになれば嬉しいです。
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引き続き『宇宙艦で異世界に転移したら、俺の愛機が神機扱いされてる件』をどうぞよろしくお願いします!