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あの日に戻れたなら  作者: 水牧 炭酸
3/3

~breaking my memories~

男は懐から先が鋭く短い杖を取りだした。

そして、秋に振りかぶった。

秋はそばにあった分厚い本で男の攻撃を防御して、

一旦、男から距離を取ったもの、

男は距離を詰めようとした。


「うおおぉおおおぉ!!!」


将臣は勇気を振り絞り、男にタックルをした。

男は不意の攻撃により対処できず、

飛ばされて地に叩きつけられた。


「痛てぇな!お前もその女の仲間か!

こうなったら奥の手だ!その女を守ってみろ!」


と男は怒鳴り、秋に杖を向けた。


───── 一瞬の出来事だった。


男が杖を振った途端、杖先が伸び秋の下腹を貫いた。


「秋…さん…?」


将臣はその一瞬の出来事を防ぐことが出来ず、

秋を守ることが出来なかった。

将臣は秋の方に駆け寄り必死に名前を呼ぶが…


だんだん視界に黒っぽい赤色の絨毯が広がっていく。

大切な人を失う悲劇から将臣は大きな頭痛に襲われ

視界がだんだんボヤけ始め、意識を失った。


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