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特殊ラノベ!(75)『どどどどドメスティックバイオレンス』

しりしり読んでね!

 もう、本当に、どどどどドメスティックバイオレンスである。


 肉体労働者の宿舎のような家庭で、激安の豚骨カップ麺臭とオヤジ臭が混じり合い、イイ感じにリミックスされた肉体労働者特有のダンスミュージック、それも独特で独自のダンスミュージック、肉体ダンスミュージック、肉体労働者ダンスミュージック、そんな家庭で暴力を父から受けて育った。


 父のことを私はファーザーと呼ぶ。より、シティポップだからだ。いうなれば、ポップ。


 ここからは、肉体労働者として建設現場などで日雇いバイトで生計を立てているファーザー、父の話をしたいのだけど、メインは父、そう、ファーザーから受けた、ドメスティックバイオレンスのことをメインに書かなければならない。だって、題名ですからね。


 まず、父は、気分障害なのだ。頭がイカレている。気分で物事を判断し、気分で全てを決める。絶対的な全能感。そんな万能感でこちら側とコミュニケーションを希望してくる。そして、気分で人を殴る。暴言を言う。ドメスティックバイオレンスをする。それは、都市部の繁華街でも、だ。場所なんて関係ないと、父は言う。車の中なら、と。車の中で主にドメスティックバイオレンスをする父。


 どんなドヤ街でも、どんな商店街でも、どんなスクールでも、どんな場所でも、ペプシコーラを飲んでいる時は、それ以外の時でも、ドメスティックバイオレンスをする。そんなファーザー。ファーザーと父をリミックスしている。そんな呼び名。


 そんなファーザーは、自宅には、あまりいい印象を持っていないようだ。一戸建ての住宅。そんな大金をはたいて購入したのにも関わらず、認知症の父と母の介護を最優先する。父の兄は、全くのノータッチのTHE・タッチ。どこかの野球アニメみたいだ。野球が流行っているよね。最近。


 まぁ、父には、ファーザーには、元母親、こいつも毒親で、父よりも悪い。大酒を三国志のように飲み干し、周囲の料理店で、しかも、チェーン店でも、ゲロを吐きまくり、クソを垂れ流す。暴言を吐く。そこらじゅうに。パワハラ・モラハラを超越している。


 そんな元母親は置いておいても、しかし、父には、マカロンを与えておけば、大人しくなる時もある。しかし、常に凶暴でクレイジー。そして、ドメスティック。ドメスティックバイオレンスをする。そんなナチュラルなドメスティックバイオレンス、存在しないはずなのに、仕方がない。現実だ。ナチュラルにドメスティックバイオレンス。


 ただ、本当のことなのだ。父のドメスティックバイオレンス。父によるドメスティックバイオレンス。横文字に弱体化している父は、ファーザーは、理解していないだろう。いや、理解できる頭ではない。


 だって、頭がイカレているのが、私の父だから。私のファーザーだから。


 「私の」って、何だよ!「私の」じゃねぇわ!!父なんて。元母親なんて。邪魔だわ!!


 はい、終末思想。


 父の詩。父の死。デスメタル。デスメタリックファーザー。


 おあとがよろしいようで。


 ちーん。こ。


「どどどどドメスティックバイオレンス!!!」


(了)

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