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蛇足編 沼にハマる①~尻(ケツ)が痛い

* と ♂ が痛い

最近、ケツが痛い。

具体的に言うと * と ♂ が痛い。

在宅勤務が続いて痔になった訳でもなく、ホモでも無い、

全ては『力が欲しいか?ならばくれてやろう』

などと抜かす我がE-Bikeが原因である。


 何だか良く判らない経緯で新たなアシストを得た自分は、

以前に増して週末に『走りに行く』ようになった。


 自分が「こち亀」の白バイ隊員の様な性格なのは自覚している。

車でも二輪オートバイでも『走りに行く』=走りに行くだけなのである。

 トイレ休息、食事以外は運転するだけ、

特に観光することも無く、行って帰ってくる。


 自転車でも同じで、自転車散歩ポタリングなど無理、

一度動き出すと輪っかの中でカラカラ走るハムスターの様に、

ひたすらペダルを漕ぐだけである。


 当然、かれこれ20年以上、

自転車なんぞ乗っていなかったメタボがその様な走り方をすれば・・・

 当日~数日、ケツに違和感を感じながら生活する事になる。


 対策を調べてみた。

 * と ♂ が痛くなるのは圧迫されて血行が悪くなるのが原因らしい。

適正にサドルの高さを調整すれば体重をペダルと分散できるとのこと。

 クランクを水平にして脚を伸ばしサドルから腰を浮かす。

この時、サドルと股間にすこし隙間が開くのが適正なサドル位置。


 適正位置に合わせてみる。

 どうやら今までは低すぎたらしい。

ケツは改善したけど、脚が今までより伸びるようになり、

今度はムチャクチャふくらはぎが吊る。

 休憩後、再スタートで両足が吊った時には

自転車から降りれず絶望した。

 新しいサドル位置にも慣れ、脚も吊らなくなった頃、

いよいよサドルに手を出すことにした。

 

 ネットで色々調べて見た処、中央に穴の開いたサドルが良いらしい。

イタリアのセラSMPというメーカーが元祖で特許も取得しているとの事。

 価格は工場で量産される普及品が¥5,000~¥10,000位

 職人ハンドメイド品が¥20,000~


 取り敢えず、普及クラスで一番クッションが厚く幅の広いTRKを購入。

何度か乗って位置の調整を繰り返し、実走・・・

 ナニコレ!凄く良い!

 ネットだと合う人と合わない人の差が極端な感じだったが、

幸い自分との相性は良かった。

 良いのだが、走りこむうちに不満も出てくる。

 サドル形状がポッテリしているので太腿や尻と干渉するのが気になる。


 こうなると同じセラSMPで細身の製品が気になってくる。

TRKが¥5,000、一番細身のHELL sが¥10,000・・・

ああこれが沼にハマると言うやつだと思いながらポチる自分。

 自転車ガチ勢のロードバイクに着いてるようなシュッと細身、

ちょっと細すぎたかなと思いつつ実走・・・

 太腿や尻に干渉することなく、イイ感じ。

 今回は沼のループにハマる事無く済んだ。

 自転車は車やオートバイより比較的パーツが安いから、

つい気軽に交換→合わず金をドブに捨てるのループになり易いのだ。


 サドルもキマッて気持ちよかあ走っていると新たな不満が・・・

『バーハンドルが棒過ぎて手首が痛ぇ』

 新たなる沼の始まりであった。 

クロスバイク魔改造

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