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――帝国史――



【前ギオルス朝ロタール帝国】新暦前101年~新暦248年(王国時代を含む)


 首都は『オデュナウ』。約20代続く。最盛期は東方大陸の覇権国家として大陸中に影響力を持っていた。


『聖一教の受容』新暦53年

 東方大陸南部の大国『カルナーン大君国』と同じ多神教を信仰していたロタール王国は、カルナーン大君国に対し「国力的には優位にも関わらず、宗教的には臣従しなければならない」という特異な状態にあった。そこでロタール王国は天届山脈以東で爆発的に広まっていた『聖一教』を受容し国教とすることで、カルナーン大君国の政治的干渉から脱却することに成功した。この時、ロタール王国はかつてこの大陸に存在したという伝説上の大国『ハールペリオン帝国』から名をとり、『ロタール帝国』に国号を改める。


『東門崩れ』新暦222年

 新暦220年、時の宰相の専横により反乱が発生。反乱の鎮圧に失敗した宰相は逃亡。帝都オデュナウは寡兵の反乱軍によって陥落してしまう。この時、東門が破られたことから『東門崩れ』と呼ばれる。

 これにより帝国の権威は傷つけられ、以降反乱や属国の独立が多発することとなる。

 さらに宗教対立による内戦(234~239年)も発生。結果、『大分裂時代』(245年~)に入る。

 新暦248年。ガーフル人傭兵のグラキオンにより最後の皇帝が連れ去られ(道中殺されたと言われる)、滅亡した。


『大分裂時代』新暦245年~

 アキカール王国の独立を皮切りに、諸侯が次々に独立。多いときは20近い国家が成立したと言われている。


『三朝』

 大分裂時代に『帝国』を名乗った三つの王朝を『三朝』と呼ぶ。


【フェテール朝ロタール帝国】249年~282年

 前ギオルス朝滅亡の寸前、歴代皇帝が使用していた宝物一式を持ち出し、帝都を脱出していた宰相が城塞都市『ハウロウ』にてロタール帝国の後継国として皇帝に即位。3代続く。


【後ギオルス朝ロタール帝国】252年~309年

 前ギオルス朝の遠縁が建てた王朝。3代皇帝の時代に、遂にフェテール朝を倒す。しかし、大国故に可能であった【前ギオルス朝】時代の政策を次々と復活させ、さらに国土の中では辺境に当たる『オデュナウ』を首都に定めたため、政治は混乱。『ハクレアの愚行』がトドメとなり、4代で滅亡。

 

『ハクレアの愚行』

 3代皇帝崩御の際、彼には子がいなかった為、正当な皇位継承者はブングダルト族のカーディナル(2代皇帝の唯一の姉の息子)であった。しかし蛮族が皇帝になることを嫌った皇后ハクレアは、自身の弟の息子を「養子」とし、4代皇帝に即位させた。結果多くの貴族に見限られ、フェテール朝の残党の鎮圧に失敗。彼らが建てた【セルドノアール朝】によって【後ギオルス朝】は滅亡する。


【セルドノアール朝ロタール帝国】299年~312年

 フェテール朝の後継国として建国。ハウロウを首都とした。後ギオルス朝ロタール帝国を滅ぼすも、カーディナル帝により僅か2代で滅される。



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