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無償の想い……  作者: GTマニア
エピローグ
45/50

エピローグ 1話

 海翔、めぐみ夫妻と彩月にダイビングツアーに誘われ、八月最終週の土曜日の朝八時頃ツアーの集合場所である伊丹空港に到着した。そこに着いたら、昔から毎年参加している武田さんから「おっ岡君じゃないか」と声をかけてきたから昴は「お久しぶりです。毎年来られていたのですか」と聞き返した。

「そうだよ。毎年来ていたよ」と武田さんと話していたら、めぐみが昴と弥生に「昴君、弥生ちゃんもうすぐチェックインが始まるよ」と声をかけてきたら、武田さんがめぐみに気付き「久しぶりだね。星口さんも来ていたのか。この二人が揃って参加するの何年ぶりだろ」と考え出した。それを聞いてしまった海翔は海の真ん中に放り出されたような呆然とした気持ちなって唖然としてめぐみと昴の方を見つめていた。

 弥生は昴とめぐみと武田さんと話に夢中なっている事に飛行機のチェックインの終わってしまうではと何回も時計を見てきがけで無かった。さすがに彩月が近づいてきて「三人さん、チェックインを済ませたの?」と話しかけて、めぐみと昴はしまったと表情をし「武田さん、よろしくお願いします」と言い昴は弥生の車椅子を押して、めぐみも急いで飛行機のチェックインをした。

 チェックインがギリギリになったけれど、五人は無地に沖縄行きの飛行機に乗れた。ひとまず落ち着いた時、海翔が昴とめぐみに「おいおい、昴とめぐみは箱根旅行の時が初対面だったので無かったの? 聞いてないよ」と驚いた表情で言ってきたから昴も驚いてめぐみに「めぐみちゃん、海翔に話してないの?」と聞いた。

 めぐみは笑いながら「昔の事だから話してないよ」と言いながらも、海翔に話すのが怖かった。彩月と弥生はあえて何も言わず知らないふりして急に重たい空気が流れた。空気を変えようしたのはやはり昴だった。「めぐみちゃん、夜の宴会の時に懐かしくなって話しても良い?」と小声でめぐみに聞いた。めぐみは少し考えて海翔には聞こえないような小声で「昴君からは言わないで。宴会の時は五人で飲むからその時に私から話を切り出すからそれまで言わないでくれる」

 昴は目で分かったと言う合図をめぐみに送った。そして海翔に「いつか話してくれる時が来るさ。今日かもいや、一五年後かも僕には分からない。その時が来るまで……海翔、僕が言っている事分かるよね。海翔もダイビング初めてでしょ、楽しまないともったいないよ」と場を落ち着かせようと遠回しで言った。海翔は一瞬不機嫌な表情をしたけれど、めぐみの方へ一瞬見て昴に笑顔を見せて「分かった」と言ってくれたのでその場は収まって良かったと思い、飛行機の窓から空を見上げた。

 沖縄空港に到着した。空港でゴーヤチャンプル定食を食べて五人は観光バスに乗り換えた。観光バスが出発して、急に昴が表情が曇った。それに気付いた弥生が「急にどうしたの? 昴」と声をかけた。

「いや、弥生と一緒に旅行に行くのあの事件以来だなと思って」素直に弥生に言ったら、一瞬弥生も表情は曇ったがすぐに笑顔になって「何よ昴。これからは一緒にいろんなところ旅行しようよ」と弥生に言われ、やはり弥生には敵わないなと改めて思い「そうだな、いっぱい行こうな」と言い自然にお互いの掌を強く握りしめた。

「岡岡コンビは相変わらずお熱いな」と彩月が珍しくからかって来たからめぐみも続いて「良いな。海翔は全然最近手も握ってくれないし」と海翔方を見たら海翔は寝ていたから溜め息を吐いた。弥生と昴は照れる事も無く「仲良いのは昔からだよ」と弥生に言うと「長い付き合いだからな」と二人の漫才みたいな会話を聞いていると彩月からかうのが馬鹿らしくなった。

 観光バスは一泊するコテージに着き、修学旅行の時を思い出す為にあえて男女別の部屋割りにした。

 彩月が急に「ごめん」と謝った。彩月以外の皆は何故謝られたのかわけが分からず「何で謝るの?」と二人同時に聞いた。「夫婦で一部屋ずつ取って……」と彩月が言いかけた時昴が「そんな事か。彩月何も気にしなくて良いよ」と言い、海翔も「そうだよ。昴の言うとおり。なんか修学旅行みたいだから学生気分だよ」と明るく彩月に言って「ありがとう」と四人に向かって礼をした。めぐみと弥生は笑っていた。

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