光 第一話 誕生
はじめましての方は初めまして、そうでない方は、お久しぶりです
初の合作なのであれかもしれませんがよんでやってください
前回......トラウムが生まれた
…ここは?
僕は#f%tna@…思い出せない…とあの国で……。
……死後の世界か…。
&%tmpd…っ…帰れなかった…ごめん……。
「Gwdpj.r.?&e9!」
誰?死後の世界の住人にしては…快活だな…なにを言ってるんだ?
『言語理解を習得しました』
……。
「おぉお前…無事に生まれたぞ」
「えぇ…あなたと私の大切な子が…」
「ゆっくり休め…俺はみんなに知らせてくる!」
死んだんじゃないのか?僕?
なにこのよくある誕生シーン…。
『その疑問には儂が答えよう』
天の声現わる。
『なにその反応…教えないよ?』
今さら驚けって方が無理があるから…自衛官舐めないでもらえますかね。
『う…しょうがないね教えてあげるよ』
何様だよ…
『神様だよ…2回も説明するのめんどくさいから直接注入するよ?』
…………
『分かった?つまりそういうこと』
僕はいったいなにをすれば…
『君には究極の剣技を授けようか
そしてその力でこの世界を守る
それが君の役割さ』
地球のころとまるっきり同じか
『ま、そうだね…暫くは好きに生きているといいさ、』
言われなくてもそうさせてもらうよ
『そうだ忘れてた…君の名はイヴォ・エヴァルト』
……いい名前だな
母らしき人が僕を抱き上げると同時に神はいなくなる。
「私のかわいいイヴォ…」
これからよろしく…お母さん
「だぁだぁ!ばぶー!」
……赤ちゃんだったの忘れてた……
そして僕が二回目の人生を歩み始めてから五年経って。
「僕の相手してくれる人…いないの?」
「お前は化け物か!?もう村の者でイヴォ坊に敵うやつはいない!」
どうやら本腰を入れて練習し過ぎたらしい。
「……隣街の剣術所に行って書物でも読ませてもらったらどうだ…エヴァルトさんなら隣街まで野菜売りにいくだろ」
「なるほど……で、ついでに剣術所の人に相手してもらえればいいんだね!」
「……」
「でも、二刀流の本なんてあるのかな?」
「探せばあるはずだ…お前が初めてって訳でもないんだ」
「イヴォ~どうした~?」
父が野菜と母を載せた荷車を引いてやってくる。
「あ、お父さん!隣街連れてって!」
「おーいいぞいいぞ!乗れ乗れ!」
「私は教会へ行くから降りるわね……気を付けて」
「うん!いってきます!」
「エヴァルトの奥さん」
「なんでしょう?」
「イヴォ坊……剣の練習をさせない方がいいかもしれませんよ」
「あの子の楽しみよ?」
「もはやあの力は化け物だ……あまり目立ちすぎると王城から人が差し向けられるかもしれない」
「でも……」
「そうでなくても変な輩に目をつけられてレジスタンスにでも率いれられたらこの村も安全ではなくなる」
「……」
「貴女なら分かるでしょう?」
「分かったわ……今日帰ってきたら……」
「それがいい」
「ただいまお母さん!剣術所のひとが相手してくれて楽しかっ…た…?」
様子がおかしい。
「……木刀渡しなさい」
「?はい」
「…この子の為よね」
2本の木刀がかまどにくべられる。
「お、お母さん!?」
「イヴォ!」
初めて聞く厳しい声。
「は…はい」
「剣の練習…もうしないでほしいの」
「なんで?僕もっと強く…」
「だめ!!……お母さんと約束して」
「はい……」
……そんなに泣きそうな目をされたら断れない。でも剣の練習は棒があればできるし、隣街へも歩いて行ける。剣術を鍛えると身体中に筋肉がつく。……お母さんには悪いけど。
そういえばあいつもこの世界に来ているのだろうか
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