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闇 第一話 誕生

はじめましての方は初めまして、そうでない方は、お久しぶりです

初の合作なのであれかもしれませんがよんでやってください

……ここはどこだ?

確か俺は※%&sdsと…

くそ、名前が思い出せねぇ、どういうことだ?

まぁいい、俺はあいつと戦争(ケンカ)してて共倒れしたんだっけか。

せっかく#$hdk…またか、あの女性を譲ってやったのにわざわざ戦いに来るとは馬鹿な奴だ。

何よりあの女性を傷つけた罪は重い、俺の死にも意味はあっただろう。


ところでここはどこだ?

「s。ldkhf<shflhうjkdhkjv」

あ?何言ってんだ?理解したいところだが…


『言語理解を習得しました』


今度はなんだよ全く


「王子様の誕生だ」

さっきの男の声だ、てか王子ってどういうことだ?

まさか生まれ変わった?問答無用で地獄に落されるようなことしたつもりだったんだが…

「王様、念願の男の子ですぞ」

「うむ、よくやったぞ、今日は宴じゃ」

「はっ」


おいおいちょっと待てよ、俺はいったい何なんだ?

まだ理解できてねぇぞ?

まずここはどこだ、俺は誰だ、ここにいる奴らは誰だ、なぜ地球の記憶がある


『その問いには儂が応えよう』

は?お前は誰だ?

『儂は貴様らをこの世界に呼んだこの世界の主神じゃ』

は?神様ってことか?てか貴様らってことは俺のほかにまだ呼んだやつがいるってことか

『呑み込みが早いな、その通りhfbgdも呼んだ』

は?誰だ?

『あー記憶を消しておった、すまんすまん』

なめてんのか?

『悪かった、さて、貴様の名前と役割を教えてやろう、あと願いを2つかなえてやるよ』

なんで3個じゃねぇんだ?たいていこういう時は3個だろう、それよりその話し方をやめろ

『悪かったよ、なんかやってみたくてさ…理由は簡単、さっき言葉を理解したいと望んだだろう?そこで願いはかなったのさ』

なるほどな、じゃあいいや早く言えよ

『そう焦るなって、君の名前はクヴァール・トラウム、君の役割は魔神となってこの世界を手に入れることだ、もちろん拒否権もあるがこれは君の魂に刻まれし運命だ』

クヴァール・トラウム…いい名前だ、いいだろうお前の言う通り魔神になってやる

『あー君の思ってる魔神とは違うよ?』

は?魔物や魔人を統べる神だろ?

『違うよ、魔神とは魔法を神の領域にまで極めたものだよ』

なん…だと?

『だから君には究極の魔法親和の力を与えた』

じゃあ訓練あるのみだな

『でもその代りその他のスキルは習得できないよ?例外を除いてね』

……2つの願いだな

『ほんと理解が早くて助かるよ、その通り、じゃああとは好きに生きてね』

……ありがとな


自称神はいなくなった

「バブバブバブブ(魔神になってやるぞ!)」

あー、そういえば赤ん坊だったなしまらねぇ


「元気だな、よくやった」

「さすが王様と私の子です」

「王様、宴の用意が整いました」

「うむ、それでは参るかの」


『親愛なる国民の諸君、今日という日はめでたい日じゃ、我に念願の男児が生まれた』

王様―おめでとうございますーー

『この子はクリークス様の神託によればこの国を世界一の大国にするだろう』

王子王子王子…

うるさいな眠いんだよ

『よって今日は宴じゃ』


こうして俺の誕生日は終わりそこから3年の月日が流れた。


「おい、次の本もってこい」

「王子、少し休ませてください」

「今何時だ」

「3時でございます」

「まだ昼じゃないか、何を言っている」

「夜の3時でございます!」

「もうそんなに時間がたったのか、楽しいことをすると時間がたつのが早いな、しかしまだ上級までしか使えていない自分がふがいない、この国は魔法大国だったのだろう?ほかの国にはない禁術や戦略級魔法もあるではないか」

「弱冠3歳で上級まで使えるなど天才を通り越して馬鹿でございます」

「え、みんなできるんじゃないの」

「私でやっと上級を使えるレベルでございます」

「レベルひっく」

「よろしいですか、この世界の魔法は初級、中級、上級、魔級、天級、神級に分けられ、そのほかに禁術があります。禁術はリスクが高いですが天級と同レベル、すごいものになると神級と同レベルの力を使うことができます」

「じゃあ早く覚えなきゃな」

「しかしこの世界に神級を使えるものはおりません、天級が3人、魔級が16人でございます。幸いこの国にはすべての魔導書がありますが…」

「わかった、じゃあ今日は寝る」

「かしこまりました、では6時に起こさせていただきます」

「早いよ!」


「王様」

「なんだ、こんな夜更けに」

「王子のことについてご相談が」

「なんだ、おぬしが相談とは、我が息子はそんなに問題児かの」

「いえそれが…もう上級魔法をお使いになられます」

「それはまことか」

「はい、おそれべきことに今日からの授業、いえ昨日からの授業だったのですが基礎を教えて魔導書を読ませていたら」

「魔法の基礎とはなんじゃ」

「今でございますか」

「なぜかわかるような気がしての」

「わかりました

この世界の魔法は火、水、風、土、雷の主属性と時、空間、無、光、闇、重力、音の特殊属性があります。一般の魔導士は1~2つの属性を持って戦いますが王子はすべての属性に適性があります」

「儂の適性は」

「わかりません、今度調べてみましょう」

「うむ、たのんだ、で我が息子をどうしろと」

「監視が必要かと存じます、このままでは危険すぎる」

「……わかった、5歳になったら監視を付けよう」

「ありがとうございます、では」


「なるほどな、じゃあ監視が付くまで自由にしますか」

俺は音魔法を使って盗聴していた。魔法ってマジ便利


さて、あいつは今どうしてるかな?


お読みいただきありがとうございました。

誤字脱字等の指摘、感想などいつでもお待ちしています

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