表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
聖女の妹の呪いを解く為今日も兄妹は旅をする  作者: 雨のち晴れ
王都イザーク編【直人 凛 アリス編】

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

39/85

王都イザーク防衛戦 其の2

【直人達が魔物襲撃の話しを聞く30分前】


【???】

「さぁ、全軍進軍開始です!すべてを破壊しなさい。」


敵のリーダーがそう言い放つと、魔物達は一斉に攻撃を開始する。城門に近づく魔物達だが、シールドと魔道兵器があり突破できない。


「少々厄介ですね。シールドの一部を破壊して元となる魔石を破壊しますか。この技を使うと疲れるから嫌なのですが仕方ないですね。」


そういうと、リーダー格の魔物はある一点に向けて攻撃を始める。徐々にシールドが破壊されて、人が2~3人入れるくらいの隙間ができる。そこの城壁を破壊して、一気に街の中心へと向かい魔石への攻撃を開始する。破壊された城壁から魔物の群れが雪崩れ込み、入ってきた魔物達も街中央の魔石へと攻撃を始めて、ついには魔石は割れてしまう。魔石の力を失った王都イザークは、もはやただの街に過ぎない。混乱した街の人々は、逃げ出そうと門まで行くが、門番も魔物に殺されており門を開けることが出来ない。知性のある魔物達は、人々を殺すのではなく、痛めつけてリーダー格の魔物へと連れていく。


「いいですねみなさん!その絶望した顔!最高です!あー、なんて素晴らしい顔をしているのですか。」


そう言うとリーダー格の魔物は、1人の男に魔法を使い魔物に仕立て上げた。それをまじかで見た街の人々は、


「やめろ・・・・やめてくれ。死にたくない」


「おや?何を勘違いしているのですか?死にはしませんよ?ただ、魔物になって私の配下になるだけです。殺すなんてそんなもったいない事するはずがないでしょう。ここを落としたら、次は隣国のアレンシア王国の王都セシルそしてさらに隣のフィーレ王国の王都アグリアスを落とす駒になってもらうのですから。ふはははははははっ!さぁ、どんどん駒を集めなさい!すべて私の配下にしてあげますよ。」


ここからさらに多くの人々が魔物達の手に落ちることになる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ