表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/43

祈りの刃と、色を喰らう影

こっくりさんが呟く。「ここが…大聖堂…やっぱりね、これは“あの時代”のまじない使いが封じた場所よ」

重々しい扉には封印の紋様。悠真が筆を添えると、銀色の光が走って模様が解かれ始める。


「覚悟、決めようか」クロが低く声を落とす。

ぽんたは大きく息を吸って、「絶対に…みんなで帰ってくるんやからな!」と気合いを入れる。


封印が解かれるその瞬間、風が裂ける音と共に影が一つ、天から舞い降りた。

「誰や!?」とぽんたが叫ぶ。


現れたのは、漆黒の外套を纏い、巨大な羽根を背に持つ獣のような男。

「待っていた。色の継ぎ手よ…僕も、お前たちと共に行こう」

その男の名は――“レオン”。

迷いの者に家族を奪われた“最後の翼族”。復讐と希望を背負い、導かれるようにここへ現れた。


「突然の登場ってズルいわねぇ~!でもイケメンだから許す!」とこっくりさんが茶々を入れるも、

レオンは真剣な瞳で悠真を見据える。「君の色…まだ完成していない。だが、希望が見える。」


「よっしゃああああああ!!行くでぇぇぇ!!」

ぽんたが先陣を切って突入したかと思えば、滑って転んで宙を舞う。

クロが呆れて「まったく…もう…」と追いかけながらも、実は笑っている。


そして一行は突入――


聖堂の中には、空中に浮かぶ色の結晶、砕けた祈りの像、そして中央には巨大な迷いの者の核。

無数の影がわらわらと這い寄り、悲鳴のような声が響く。


「こっくりさんの札、全開よ!あんたたち、背中は任せなさいっ!!」

「いっくでぇぇぇえええ!」ぽんたが転ばずに突撃する(奇跡)

「悠真、筆を構えて!君の色で、ここを終わらせて!」レオンの声が響く。


――戦いが、始まる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ