翌朝、街づくり再開!
「さぁ!今日から本格的に街を作るわよ!」
朝日が差し込む中、こっくりさんが張り切って宣言した。
昨日の祭りの余韻もまだ残るなか、みんなも次の目標に胸を躍らせる。
「まずは何からやるんや?お菓子屋さん!?」
ぽんたが目を輝かせて叫ぶ。
「違うわよ!まずは住む場所からよ!!」
こっくりさんが即座に突っ込みを入れた。
りとは「寝床がないと、また野宿だもんな……」と静かに頷き、
クロも「まずは家だな。図書館もその次だ」と小さく言った。
悠真は筆を握りしめて考える。
――家、道路、井戸、畑、店、それからみんなが集まれる広場も。
この場所に、ちゃんと暮らせる街を作るんだ。
「よし、まずは家を作ろう」
悠真が筆を走らせると、地面に色と線が広がっていく。
ぐるぐると地図を描きながら、
ここにはぽんたの家、ここにはクロの家、
こっくりさんのお店は広場のすぐそばがいいだろう。
りとは静かな小高い丘の上に小屋を希望した。
「そんで、ぽんたはお菓子屋さんの隣がいいなぁ!」
わくわくしてぽんたが走り回る。
「そう簡単には建たないわよ!まずは材料集めから!」
こっくりさんが肩に手を置いて諭す。
「うわぁ~、それって地味やなぁ……」
ぽんたは肩を落とすが、クロが「お前が一番頑張れ」と耳をぴんと立てた。
みんなで資材を集め、筆で色を重ね、
道を作り、家の土台を築いていく。
泥だらけになりながらも、
みんな笑っていた。
この場所が、きっと未来になるって信じて。




