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夢の跡

ぽんたの小さな手から渡された包みは、どこか懐かしい匂いがした。

開けると、そこには銀にきらめく色玉と、一枚のカードが静かに収まっていた。


カードの縁は古びていて、でもどこか温かみがある。

裏返すと、見慣れた筆跡で、こう書かれていた。



「言い忘れてたわ!

あんたと私は何度でも会えるわよ。

だってそう占いに出てるもの。」



読み終えた瞬間、胸の奥がふっと軽くなる。


「……ったく、最後まであの人らしいや」


そう呟くと、ぽんたが不思議そうに首を傾げる。


「なぁ、悠真。これ、どんな意味なんやろ?」


悠真はそっと銀の色玉を握りしめながら笑った。


「たぶんね、“希望”ってやつかな」


クロがにやりと笑って言う。


「そんでまた無断欠勤したら、今度は夢じゃ済まないんだろうね〜」


3匹と1人の、まだまだ終わらない物語。

師匠の想いを胸に、今日も歩き出す——。

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