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7 成長するために

 「ふわぁ~」 よく寝た~ 

お昼寝から目が覚めた、マレナティーヌですっ。




 もう少し日が経ったら、私は1歳になるよ!


 しっかり立って、歩けるようになったんだ。 早く成長するために、いろいろなことを頑張ったし、頑張ってる。


 寝た状態のとき、たくさん手足をバタバタしたり、手をグーパーグーパーしたりした。 手を使いながらも、座ることを頑張った。(座ると周りがよく見えて楽しかった!) 歩く力をつけるために、四つん這いで動いたり、つかまり立ち、伝い歩きを頑張った。 転んでも何度も立ち上がって(誇らしい気分になったよ!)、人の後を追ったり、いろんなところに動き回ったりして、迷惑かけているなあ。 ず~とみんなから、「この子、目が離せなくない」って言われるし。 でも、立ち上がって、自分で一歩を踏み出した瞬間は忘れられないぜ! もっと広い世界が待っている気がして、ワクワクが止まらなかったよ♪

 さらに、いろんなものを触ったり、指を使って積み木やブロック、パズルなどで遊んで、手先がだんだん器用になって小さい物をつまめるようになってきているよ。 ボールを転がして遊んだりもしているなぁ。


 喉を鍛えるために、やっぱり、たくさん発声しなきゃね。 試しに前世の言葉を話してみたら、伝わらなかった。 幼児だから大丈夫だと思って前世の言葉を使った歌を歌ったり、話しかけてくる言葉を繰り返したりして、喉をを鍛えているぜ。

 腕の運動のためにもしている絵を描くこと、楽しいな。  絵を描くためのものに、前世の文字を読めるように一生懸命に書いて周りの人に見せたんだけど、伝わらなかったよ。 

 この通り、前世の言葉を話しても書いても、勝手に翻訳されず、相手に伝わらないことがわかったよ。 独自の言語形態があるみたいだね。 でもなぜか、知らないはずなのに、わかるだよ! この世界の言葉や、文字の意味が。 外国のものっぽいのもね。 これが俗にに言う、異世界チートかー。 ふむふむ。

 前世の文字で秘密のことを書いたり話したりできるぜ。 シメシメシメシメ。 みんなに見えるところでしたら、気味悪がられると思うからこっそりしなきゃ。


 こういう運動の休憩時間に、本の読み聞かせをしてもらったり、自分で持ってきてもらった本をペラペラめくったりしているんだ。 たなに手の運動をしたり、復唱して声に運動をしたりもしているけど。

子供の本でもこの世界の基本情報がどんどん入ってくるんだ。

あと、前世にはなかった物語、新鮮でおもしろいんだぁ。



 今から、遊ぶぞ~! 子どもは遊ぶのが仕事だぜ。

「今日の新聞ですよ」

新聞を渡してくれた。

「ありゅがと」

これから、指を動か練習のためにも、新聞紙をクシャクシャにしたり、やぶいたりするんだ。 ついでにこっそり、新聞を読んで、この国について学ぶんだ♪ 

誰もいないときに、自分が新聞を読んでいる姿を鏡でちらっと見てみると、すごくシュールだったな…  




早く成長するために、こんな運動や魔法の練習をこれからも続けていこう!





学生が赤ちゃんについて書くの難しい... 調べて頑張っているけど... 赤ちゃんなのにこんな行動おかしいと思ってもそれは、ご都合主義で... ごにょごにょ...

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