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29 褒められたら伸びる子



 はっ、もうこんな時間。


 ええ~もう時間が少ししかないの~? もっと教わりたい。


 「もうこんなに時間がたったのか。 息があまり上がってないのすごいぞ。 毎日走り込みをしているからだな。 基礎的なことができている。」


 この人、たくさん褒めてくれる。

人間は褒められて伸びるもの。これからも訓練がんばるぞい。



「これ、全部独学なんだってな。」


「はい。 町の図書館で本を読んで、実際に体を使って覚えて、たくさんの魔獣を倒してきました。 対人戦は初めてだし、独学で全部やってきたので、人に教わるのがすごく新鮮でためになりました。 家に帰って復習したいです。」


「基本動作を何度も繰り返し練習して、正しい体の使い方を体に覚え込ませる反復は大切ってよくわかってるじゃないか。 大事な基本をおろそかにしていなくてすごいな。

というか、冒険者になる前から、軟体物魔物を倒したことあるんだって? やばいな。」


「だいぶ前にCランクの魔物をぎりぎりだけど倒せました。」


「えっ君、Fランクだよね。 最低のランクの。 冒険者始めてから1カ月ちょっとだったよな。」


「はい。 家の近くに森があって、食料の木の実とかを採りに行くときに魔物や動物によく遭遇していたので、そこで倒すすべを手に入れたんですよ。」


「そんな危険なところに食べ物を採りににいっているんだ? それはどこなんだ?」


「魔物とか動物とかで死人は全然出ていないので大丈夫ですよ。」


「危険な時は、冒険者ギルドやら、領主やらに、相談せーよ。」


「はい。」







 「それじゃあ、休憩終わり。 最後に実践だ。 魔法ありだけど、基本は剣術で、かかってこい。」


 「はい!」


 最後の時間、魔法ありで戦って、「うわあ、Fランクあるまじき戦闘能力だ。 家に帰っても頑張れよ。」って言われたよ。 いやあ、私の隙をしっかりとついてきて、とても成長になったなあ。



 運動後のストレッチを忘れない。 柔軟で「うわ、柔らか」ってすごく驚かれた。  ちょっと、ひかれたりして…







 「今日はありがとうございました。 とてもためになりました。 また、あなたの講義受けたいです。」


 「本当に呑み込みが早くて教えがいがあるなあ。 もっと教えたいけど、他の人への講義や自分の討伐があるから、たくさんはできないな。 他の人の講義も受けるのも受けてみーな。」


「はい。 もしよかったら、あなたが信用、信頼している人を教えてくれませんか。 その人に授業をしてもらいたいです。」


「わかった。 特別に教えてあげよう。 明日、書いた紙を受付嬢に渡すから、受け取ってねー。」


「ありがとうございます! 今日は本当にありがとうございました!」




 ふう~ 終わったー







 次の日に紙を受け取って、そこからエリカさんに添削してもらった。 その中の人に教えてもらうつもり。










 私は、とても早く、Fランクを卒業するためのタスクの、薬草の品質Cランク以上の採取、スライム50匹、ゴブリン5体の討伐、基礎知識の薬草・毒草テスト、魔物テスト(簡単すぎてすぐ寝た)、訓練を完成させたよ。

さらに、私は13歳未満なので、私、エリカさん、ファニーさん、ギルマスの四人での面談があった。 そこで特別に、ギルマスに指導をしてもらえたよ! 運がいい!!


 私は8歳の間で、Fランク、Eランクの冒険者を卒業できた。 Eランクの薬草・毒草テスト、魔物テストはFランクより少し難しくなってたけど、やっぱり簡単だった。 また面談後に、ギルマスと戦えた。


 私は9歳で最速で、誰でも行けるといわれているDランクになって、自分が作っためずらしい魔道具を売り出して、町の人から注目を集める存在になった。










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