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1 転生しました

 うっ、うわっ、眩しっ。 なぜか、血の匂いがするぞ。

 そして赤ちゃんの叫ぶような泣き声が聞こえる。



 「おぎゃあー、おぎゃあー、おぎゃあー」


 

 えっ、自分が泣いているの?

 どゆこと?

 気づいたら、赤ちゃんになっている?

 ていうか、ここどこ?

 なにがどうなっているの!?

 

 それと、誰かが何かを話しているような… 

 



 「マリ、よく頑張ったな。女の子がうまれたぞ。」


 「えぇ、ティル。 無事生まれてよかったわ。 心優しい子に育ってくれますように。」

 

 「そうだな。

  今日からお前は、マレナティーヌ・ポンフィ・ベヒシェタインだ。」




 人のぬくもりに、つつまれている。 ポカポカした気持ちになるなぁ。


 生まれたばかりで、よく目が見えないし聞こえない... 気配や人影からして、父親と母親らしき人と、あとふたりいるのかな?


 私は天才だからすぐに、自分に置かれている状況がわかったぞ。

 

 すんなりとこの展開についていっている、私の適応能力に、自分でもびっくり。


 これ、前世憧れていた、異世界転生か! 私のセンサーがそういってる。 赤ちゃんからスタートですか。 頭打ったりせず、前世の記憶がありますよ。 でも死因がまったく思い出せない...


 そ・れ・よ・り・も! どんな世界観なのか早く知りたい‼

 

 なんか前世には感じたことのないものが、空気中や体に流れているような。 魔力だといいな。




 「将来、この子は、魔法使いになるのか、剣士になるのか、王宮での仕事をするのか、商業に携わるのか…」


 「将来、この子が、どんな道を選択してもいつまでも応援するわ。とにかく、健康に育ってほしいものね。」


 



 ふわぁ… あぁ~眠気が…   


 何を話しているのか聞きたいのに、ここでの生活について、たくさん考えたいことがあるのに、強烈な睡魔にあらがうことができないぃぃぃ……………             



 観念して寝させてもらいます。   ……………スヤァ~




短い (汗)

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