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本当に強い人は、威張らない。


本当に強い人って威張らないと思うんですよ。

武術を習っている人とかで「俺は〇〇を倒せる」だのと豪語してくる人がいますが、そういう人は実際は言うほど強くないというのが私の持論です。

武道に限らず、どんなジャンルでもそうですが道を極めるほど謙虚になるはずなんですよ。どんな世界でも上には上がいることを強くなる過程で知るので、自然と「自分はまだまだ」という感情が芽生え、より強い人に対する尊敬の念とか正確に自分の実力を測る力だとかが身についていくものなのです。

ですが、道半ばの人は強い力を身に着けたと勘違いし、自惚れ、素人に自慢するだけならともかく、有名な格闘技選手の名前を挙げて「自分は誰々に勝てる」「喧嘩だったら負けない」などと言い出し、最悪の場合は素人相手に喧嘩をしたりするという傾向が往々にしてあると思うんですよ。

そりゃあ、あなた、何の経験も無い素人を相手にしたら練習試合とかなら勝てて当たり前ですよ。

でも、プロを相手にするとなると、威圧感とか闘気とかが全然違うんですよ。

そして真の強者を前にすると、威張っていた人がやたら萎縮するという・・・・・・これって自信の無さの表れなんですよ。自信が無いから威張って、自分に自信を付けようとする。でも内心は劣等感がありますから、本当の意味で自信は付かないのです。

個人的に最も恐ろしい人はどういう人なのかと問われたら、私は「弱そうに見える達人」と答えます。

外見は一般人と変わらず表情も穏やかそのもの。自分から打ち明けない限り、絶対に経験者とわからない人が真の意味で恐ろしいです。能ある鷹は爪を隠すと言いますか・・・・・・

柔道の三船久蔵先生の動画をよく視聴するのですが、一見するととても穏やかで紳士的なおじいちゃんに見えるんです。でも組手になると、神様です。素人の私が観ても凄さがわかるくらい凄いです。何度見ても神業・芸術的過ぎてもうメロメロ状態です。

ジャッキー・チェンの酔拳とか蛇拳で悪役として出演されている、ウォン・チェン・リーさん。若い人にはマイナーかもしれませんが、彼の蹴りは芸術です。美しく鋭く鮮やかです。

バシイイイイッ、ビシイイイイイッと決まるんですよ。空中三段蹴りのシーンは凄すぎてため息しか出ません。本当に強い人の凄さって万国共通だと思います。話はだいぶ逸れたかもですが、ここら辺で結論です。自分で「自分って強いんだ―。○○にも勝てるんだ―」と思う分には構いません。

ですが人に言うのは避けた方がいいです。井の中の蛙大海を知らずになるかもしれませんから。


以上です。

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