三章・第十九箱「変身ヒロインモノでリーダーは自由奔放なもの」
おはこんばんにちは海人藤カロでーす。
十九箱更新!もう毎日更新に慣れてしまって書きたい衝動が止まらないです!これからも頑張ります!!
ではお楽しみください!
今回のクォンタム・アークの補佐対象は最年少幹部のリボルト。
彼に付き添い町中へ出たアークが見つけたのは街を暴走するスケボー集団であった。
これ幸いとリボルトは彼らに合体型カクメイダーカプセルを使用するのだった。
〇
今日は日曜日!友達と一緒に楽しいお出かけ…のはずだったんだけど。
「ねぇ、円香。それなに?」
円香はいつもの服装の上から防弾チョッキのようなものを着込んで両腕、両足首には革製の丸いボールのようなものを取り付けていた。
「これはパワーアンクルです。中に砂鉄が入っています。こちらは防弾チョッキの中身を鉛に変えたものですね。全部で80㎏にしています」
そんなので町中歩くもんだからとっても目立ってます。
「それ、遊ぶ時ぐらいは外してほしいな~って」
「いやです。私は一瞬、一秒無駄にせず強くならねば!そして全身全霊を持って彼と闘って・・・は、敗者にならなければならないのですからっ」
頬を赤らめて恥ずかしがりながらそう言うけど朝美たちには一ミリも理解できてはおりません。
恋は盲目、困ったものです。
(もう言うだけ無駄かなぁ。アークのことに吹っ切れて元気になってくれたのはいいんだけど。なんか変な方向に吹っ切れちゃったなぁ。はぁ~)
チームの中でのブレイン役で常識人という円香のポジション。常識人の部分が朝美の方へ移ってしまっていた。
「まぁいいか。元気になったのはいいことだもんね!」
「朝美はそれでいいかもしれないけど私変な噂たてられるの嫌だなぁ」
「大丈夫だって!円香は元々変なことする生徒会長で有名じゃない。今更だよ」
「あ~。確かに。でも今回のは流石に…」
「何をブツブツ言っているのですか!」
「何でもないよ。早くスポーツショップに林間学校用の水着を買いに行こう!」
でも、やっぱり私たちの向かう先には・・・。
「きゃあああ!」
「怪物だー!!」
出てきちゃうんですよね。
大きなスケボーたちがビルの側面やら電線の上やら走り回っています。
「ギャハハハ!!」
「俺たちはだれにも止められねぇ!」
案の定カクメイダーです。
「カクメイダー!?」
「小さめのが複数ってことは」
「リボルトォ!!」
名前を叫ぶと近くの陸橋の上からこちらを呼ぶ声がしました。そこには高そうな服を着た金髪の少年と黒いロボットが立っていました。
「やっぱりあなただったのね!あ、アークも一緒なんだ」
「ああ、今俺はリボルト先輩の補佐だからな」
リボルトが何やら私たちにすまし顔でしゃべっていますがアークとの会話の方が気が楽なのでそちらを優先しました。
「あれ?アークも幹部じゃないのー?」
相手が陸橋の上にいるので大きな声でしゃべらないといけません。
「めんどくせぇな」
アークは私の声に答えてくれませんでした。代わりにアークが何やら投げ渡してきました。
ワイヤレスイヤホンかな?特に警戒もせずに耳につける。
『俺は入って日が浅いからまずは補佐として見学からなんだよ』
「ふーん、あ、コレありがとね。それと」
『なんだよ?』
「上、気を付けてね」
アークの頭上にはすでに円香がギャラハットになってしかも『黒薔薇の鎧』まで装着して襲い掛かろうとしていました。
「うおおお!?」
「アーーーークッ!!」
「リボルト先輩後よろしくっ!!」
「え!?アーク!」
リボルトが制止する間もなくアークはすぐに飛行機になって逃げてしまいました。
ギャラハットもそれを追いかけて行ってしまいます。止めても聞かないのは分かっているので何も言いません。
「じゃ、変身しようか」
「また二人だけですか…ハァ」
最近、未希の顔がやつれてきました。やっぱり二人だけじゃ普通のカクメイダーを相手にするのも大変です。
(もうやだよぉ。ピュアリィナイツ辞めたいよぉ)
このままいくと私たちまずいのではと最近思っています。
つづく
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