三章・第十八箱「ロボアニメの生意気なガキは大体有能」
おはこんばんにちは海人藤カロでーす。
皆さん、無限列車編は楽しみましたかー?私も楽しみましたのでこんな時間の投稿でーす。
どうぞお楽しみください!
クォンタム・アークの次の補佐相手はちびっ子幹部リボルト。恐らくこの会社では最年少だろう。
そして今日はそのリボルトの仕事についてきていたのだが・・・。
〇
「ちょっとー!!計算間違ってるよ!修正早く!!」
「はい!!」
「最近新しく契約してきた中東のテロ集団からの連絡は?」
「はい!来てます!提示した取引の内容で構わないそうで!」
「アーク!ひとっ飛びして取引してきて。奴らの要求してきた分の武器とカクメイダーは地下倉庫に用意してるから」
「へーい。というかカクメイダーまで渡すんですね」
「うちの主力商品だから。国外まで出ちゃうとレボリーエネルギーが枯渇して時間が経つと機能停止するけどね。使い捨ての兵器程度に思ってるんでしょ。そこいらの戦車よりは強いからね。って時間が押してるんだからとっとと行く!!」
クォンタムは引き渡す武器を積み込むとエアブラストの飛行形態になって取引先へと飛んだ。
〇
激動の午前が終わり、やっとお昼休憩になる。といってももう三時を回っているが。
アークも取引を終えて戻ってきていた。
「お帰り。ちゃんと代金は送り届けてきたかい?」
「はい。いやまさか相手から受け取る代金に『人質』が含まれてるとは思いませんでしたよ」
「時々僕らがテロリストと取引してることを知ってるネゴシエイターたちから依頼が来るのさ。僕らは格安で人質交換の代役を引き受けて武器やカクメイダーの代金として人質救出をする。ちょっとした慈善事業さ」
「いや、代金もらってたら慈善ではない気が」
「あはは、そうだった」
「でもよくテロリストもあれだけの武器で人質との交換を了承しましたね」
「ああ、それは僕らが脅しをかけてるからさ。人質を代金に含めないとお前らの組織を叩き潰すぞ。って。契約打ち切りじゃあ交渉材料にはならない。別の業者の方へ行くだけだから。実際いくつかテロリスト集団壊滅させてる実績あるからねウチは。だから奴らも首を縦に振らざるを得ない。拒否=壊滅!」
にしても最年少にも関わらずすごい仕事量をこなしている。
初対面の感想はただのクソガキに見えていたが。
「リボルト先輩はタフですね。午前中だけでも相当な…」
「レジーのジジイが残した仕事も回されちゃってるからね。全く、あの老害め」
ほかの幹部から見てもレジーの評価は低いようだ。
「カントロ先輩は基本的に幹部は戦闘要員って言ってましたけど」
「ああ、それはカントロだけだから。あの人、カクメイダー使うより自分で戦った方が強いのにめんどくさがりで。他の仕事もできるはずなんだけど部下に任せっきりだからなぁ」
「何というか見た目通りの人ですね」
リボルトが昼食を終えるのを待って午後の仕事が始まる。
「じゃ、行こうか。午後は僕の『合体型カクメイダー』を君にお披露目しよう」
〇
リボルト共に街にやってきたアーク。彼が使うのは自分が改造した『合体型カクメイダー』。一体どんなものなのか。
「さてとまずは誰にしようかな?」
彼が取り出したのは小さなカプセルが六つリング状にくっついたまるで●ンデリングのようなカクメイダーカプセルだ。
誰を標的にしようかと街を徘徊していると。
「オラオラオラオラ!!」
「どけやパンピーども!!」
人がごった返す繁華街をスケボーで走り抜けていく集団が。
「おやおや、いい感じに本能解放してるね。でも、ちょっと外し方が足りないなぁ」
「六人ですね。丁度」
「ああ、まさに丁度いい」
アークはスケボーで走り回る一人に発信機を射出する。
アジトを特定して彼らがたむろしているのを確認するとリボルトとそこへと向かう。
「本当に君は便利だねぇ。その製品、どうやって作ったんだ?」
「企業秘密です」
「ふーん。(いつかコッソリ武装を外させてもらおう)」
〇
「今日も最高だったぜ!けが人なしってのは中々のもんじゃね!?」
「おいおい!俺らはまだこんなもんじゃねぇぞ!次はもっと障害物のあるところでやろうぜ!」
「「「おう!!」」」
『だったら君たち。もっといいボードをあげようか?』
「「「へっ!?」」」
『本能解放』
次の瞬間、スケボー集団はカクメイダーのエネルギーに包まれた。
つづく
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