表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生して1/10プラモになったら村の守り神に間違われた話。  作者: 海人藤カロ
第三章「転生したら敵役のロボットだった話」
87/329

三章・第八箱「リアルロボットの背中から生えてくる超巨大アーム・・・好き」

おはこんばんにちは海人藤カロでーす。

再びまみえたクォンタム・アークとギャラハット勝負の行方は!

今回もちょっと時間すぎたけどセーフという事で!どうぞお楽しみください!!!

 アーク・アークは先輩幹部カントロの補佐についてリベリオンズでのノウハウを学んでいた。

 そして現場に出てカントロがカクメイダーを暴れさせているとこまではよかったのだが案の定ピュアリィナイツたちが現れる。 

 そしてアークはピュアリィギャラハットこと伊達円香にロックオンされたのだった。



「ピュアリィナイツ!出陣(デパーチャー)!!」


 アーク・アークを見つけた円香は掛け声とともにピュアリィナイツへと変身する。


「あのロボット、また来てますよぉ・・・」


「ガレス、アーサー、貴方たちにはカクメイダーの相手をお願いできますか?」


「ギャラハットはどうするの?」


「あの幹部たちを止めます。面倒くさがりのカントロはまだしも黒ロボットの方は必ず邪魔してくるでしょう」


「大丈夫?」


「もちろん」


「ならOK!」


「ええ~!?またふたりだけですか~!?」


「大丈夫だよガレス!今回は普通のカクメイダーなんだから!邪魔さえ入らなければ私たちだけでも浄化できるよ!レッツゴー!!」


 アーサーは半ば強引にガレスを引き連れてパンパース中山に突っ込んでいった。


「聞き分けのない子はお尻ぺんぺんだー!!」



 三階にいたカントロとアークはピュアリィナイツたちの戦いを観察していたのだが下からこちらへ飛んでくる影に気づいた。

 影は三階を飛び越えて宙で翻るとアークたちのすぐ隣に着地した。


「ギャラハット。いつもなら仲良し三人組でカクメイダー倒しちゃうのに今日はアタシの方へ来るなんて。どういう風の吹き回しかしらね?」


「貴方に用はありませんよ。そこをどきなさいカントロ」


 ギャラハットが見つめているのはカントロの後ろにいるアークだけだ。


「へぇ、新人君モテモテじゃ~ん。隅に置けない~」


 カントロにいたずらっぽく肘で小突かれる。


「いや、あの表情はそういうんじゃないと思うんですけど。で、どうします?あの娘の標的は俺っぽいんですが」


「今日アンタは補佐でメインはアタシなわけよ。わかる?」


「なるほど」


 アークはカントロの言葉に一歩下がろうとした。が、カントロは既にアークの後ろに回っていた。


「え?」


「補佐っていうのはメインが仕事しやすいように面倒ごとを片付けるのも仕事じゃん?」


「あ、そういう」


「後よろしくね。これアタシのスマホの番号とアドレス。なんかあったら連絡してね。一応監督義務があるからカクメイダーが消えるまではここら辺にいるからさ。じゃーねー」


 そう言い残してカントロは姿を消した。


(カクメイダーの監督ついでにモール内の店で新作のファッションでもチェックしとこーっと)



 カントロがいなくなって呆れ果てていたアークだったが敵を目の前にしてずっと項垂れているわけにもいかなかった。

 目の前には鬼の形相でこっちを睨んでくる少女が一人いた。


「なーにがそんなに気に食わないわけ?」


「貴方の全てが気に入りません」


「あ、そ」


「もう問答は無用。いざ」


 構えをとるギャラハットに対してアークは両手を組んで仁王立ちする。


「そうだね。始めよう」


 と言った瞬間、背中からスパイダーネットが広がってミサイルの一斉射が始まった!今回は殺傷力のある普通のミサイルである。

 ギャラハットは臆せずミサイルの雨あられの中へ突っ込んでいく。そしてミサイルの間を苦も無くすり抜けてくるではないか。


「だったら、行ってこいシュレッダー田中!!」


 アークは手持ちのカクメイダーをギャラハットに投げつけた。パカンとカプセルが開いてシュレッダー田中が飛び出してくる!


「おい!まだ部長を細切れにしてないんだが!?」


「目の前のそいつ倒せたら細切れにさせてやるよ(もう逃しちゃったけど)」


「わかった!!あ!お前はあの時の小娘どもの一人!今度こそ細切れに!


 と、ギャラハットを捕まえようとした時だった。


ズバン!!


「ピュアリィ・シールドソーサー・・・」


 田中は真っ二つに両断されて爆発した。

 ギャラハットの手には前のような八つ裂き光輪のようなものは出ていない。右手が光ってるだけだ。


<ピュアリィ・シールドソーサーニ酷似シタエネルギーヲ感知>


「なるほどな。エネルギー効率の悪いでっかい攻撃は辞めて必殺技エネルギーを右手に一点集中することで鋭さと威力を上げたのか」


<クォンタム・アークノ装甲デモ切断ハ免レマセン>


「こっわ」


 ギャラハットは煙の中から浄化された田中を引きずり出すと自分のシールドエネルギーで彼を包み、どこかへ蹴り飛ばした。


「救助雑いな」


「すぅ・・・」


 ギャラハットは深呼吸するとアークめがけてまっすぐ走ってきた。

 アークは素早く腰のレーザーセイバーを引き抜いて右手の手刀を受け止めた。ギギギっと鍔ぜり合っている場所から火花が散る。


「うはは、シャレにならん威力だ」


「その余裕な態度、気に食いませんね!」


「そうかい?」


 アークはギャラハットを小馬鹿にした態度を取りながらスパイダーネットをツインキャノン・アブソーバーに換装した。

 それを見たギャラハットはすぐに距離をとる。


「あはは、どうもこの武装がトラウマみたいだな?」


「っ・・!!」


 アークのその言葉にギャラハットの全身が怒りでさらに毛羽立つ。しかし、冷静沈着を売りにしている彼女はすぐに頭の中を切り替えた


(大丈夫、あの武装は吸収口に触れなけばいい。その為のシールドソーサーハンドでしょう。全パワーを足に集中して吸収される前に最速最強の一撃でこの男を倒す!!)


 ギャラハットはクラウチングスタートの態勢を取った。


「お?」


(陸上部の先輩から教えてもらった一番力強く走れるフォーム、相撲部の首相から教わったぶちかましの心構え、そして何よりもこの男に勝ちたいという私の気持ちを乗せる!!)


 ロケットの様に彼女の体が発射される。アークのカメラでも影を捉えるのがやっとなほどに。


「いっけえええええ!!」


 彼女がアークへと右手を伸ばした!


ズガアアン!!


 轟音が鳴り響く。アークが貫かれた音ではない。それは・・・。


()()()()()()()()()()()()()()


「なっ!?」


 踏みしめる足場を失って彼女の体が明後日の方向へ向いてしまう。手刀は悲しく空を切った。

 床を破壊したのは彼女の踏み込みがすごすぎたからではない。アークが背負っていたツインキャノンである。

 ツインキャノンは構えない限りバックパックから砲身が下へ垂れ下がった状態だ。で、そのまま撃つこともできるのである。そして。


「別に()()()()()()()()()()()なんて一言も言ってないんだよなぁ」


「あ・・・なっ・・・」


 愕然とする彼女を嘲笑うかのようにそう言うとアークのバックパックが変わる。

 『No5コング・フィスト』。アークの背中から生えてきたのは二本の超巨大アーム。左右のマニュピレーターを接続して動かすことができる。そのパワーは通常アームの役20倍。


「あばよ」


 ゴガン!!!


 アークに殴り飛ばされたギャラハットはモールの壁をぶち抜いてさらに遠くまで吹き飛んでいった。

 それを見たアーサーは思わず声を出した。


「ギャラハット!!??」


 それを聞いたアークは飛んで行った方向を指さしてこう告げる。


「早く追って手当てしてやった方がいいぞ。死んではないと思うけど」


「っ・・・」


 既にカクメイダーは倒し終わっていた。これ以上幹部を相手にする余力もない。

 悔しさに歯噛みしながらアーサーたちはギャラハットを追っていった。


「今日はこんなところか」


 本日の補佐業務、終了。


つづく


 


 


 




では面白いと思ったらブックマーク!感想、評価などもどしどしよろしくねーーー!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ