三章・第六箱「地下プラントってどうやって広げてるのか工程を見てみたい」
おはこんばんにちは海人藤カロでーす。
毎日投稿もだいぶ慣れてきました。さて今回はリベリオンズの本社の秘密が明らかに!?
どうぞお楽しみくださーい!
では面白いと思ったらブックマーク等どうぞよろしく!!
ピュアリィナイツを蹴散らしたクォンタム・アークはリベリオンズの本社へと戻っていた。
戻ったらフロントの前に命が立っていた。そしてクォンタムの方へ拍手を送っている。
「ブラボー、アークくん。まさか彼女らにいっぱい食らわせるとは。想像以上の働きだ」
「そりゃどうも。で、結果は?」
「もちろん採用だ。幹部として存分に働いてくれたまえ」
「よし。で、俺はこれからどうすれば?」
「そうだな。幹部となった以上我々の真の目的を教えておかねばなるまい。ついてきたまえ」
命に連れられてクォンタムは中央エレベーターに乗り込んだ。すると命が自分の付けていた時計の外側を捻った。それと連動して登りしかないはずのエレベーターが地下へと下がり始めたのだ。
地下へ地下へと下がっていくがしばらくすると機械的な広い空間が見えた。
「なんだこりゃ?」
「地下プラント。カクメイダーの生産プラントさ」
地下に到着するとプラントの中をくまなく案内され、最後に巨大な鉄扉の前に案内された。
「ここがカクメイダーの元となる者が眠っている場所だ。わが社の心臓と言っても過言ではない。これを見せれば君はもうこの会社から離れられないが・・どうするかね?」
「地下プラント見た時点でもうそうなってんじゃないの?」
「はっはっは、確かにそうだな。ちょっとこういう事言ってみたかっただけだ」
命が腕時計をまた捻ると大きな鉄扉が開いた。
そしてそこには巨大なカプセルの中に何かの液体と共に閉じ込められた巨人がいた。
「彼こそが我らの真の目的。名を『レボリー』という。カクメイダーは彼の細胞から作られているのだ。お、来たようだ」
カプセルにつながっているパイプの一本からカクメイダーと同じ色のエネルギーが流れてきた。それはすぐに『レボリー』に取り込まれていく。
「つまり、カクメイダーが暴れたらこの人にそのエネルギーが還元されるってことか?」
「正確にはカクメイダーに取り付かれた人間の感情の爆発がエネルギーとなって取り込まれているのだよ。彼こそ我々の人類の本能解放という目的を可能せしめる存在なのだ」
まだ『レボリー』どういう存在かはわからないがヤバイものだっていうのは分かった。
「だが最近はピュアリィナイツたちのパワーアップで感情の爆発が不十分なままカクメイダーがすぐ倒されてしまっていたのだ。キミが彼女らに痛手を与えてくれたおかげで今日は他の幹部が頑張ってくれているよ。今日のエネルギー回収率は今までの平均値の1.5倍だ」
いつのまにかタブレットを取り出して現行で変化する何かの折れ線グラフを確認していた。
しかし、折れ線グラフの伸びがぷつんと切れてしまった。
「おや、やられてしまったようだ。だが今回は及第点、お仕置きはいらないようだ。明日からは君は他の幹部の補佐として付いてもらって色々と勉強してもらおう。この会社での色々とな」
〇
ここは円香の屋敷、彼女は今自室の布団の中で休んでいた。先日の戦いでのダメージが残っていたからである。
スマホで今日の戦いのことを朝美に尋ねていた。
『今日の相手はいつものおばさんだったよ。二人だったからちょっと苦戦しちゃったけど』
「すみません。私が戦えればホーリースフィアも使えたのに」
『気にしないでよ!今はゆっくりしてダメージ抜いて。ギャラハットが復活したら次は絶対あの真っ黒ロボットやっつけちゃうんだから!ね!』
「はい!必ず!」
『じゃあ明日はお見舞いに行くからね!』
そういって朝美からの通話が切れた。
円香はスマホを布団の傍らに置くと穏やかだった顔がいきなり険しい表情へ変化する。
彼女は布団から立ち上がると自分の机の前に行く。そして机の文房具立ての中からカッターナイフ、机の引き出しの中からハンカチを取ると姿見の前へと移動する。そして・・・。
ザシュッ!!
自分の額のアークに治療された場所をカッターナイフで切り裂いた!?
畳に血が落ちないようにすぐハンカチを添えて止血をする。血が引くと傷口を確認して・・。
「ダメですね。彼から受けた傷はもっと深かった・・・。でもこれ以上深く傷つけたら前髪で隠せない。仲間たちや家族に心配をかけてしまう」
彼女は仕方なく自分でつけた傷口を消毒して傷が残るように手当てした。
彼女は手鏡を取り出すと傷口を確認して奥歯を噛みしめ、手鏡にヒビが入るほど握りしめた。
「後悔しなさい。私にとどめを刺さなかったことを・・・!」
伊達 円香。彼女は負けず嫌いで、とても執着心が強い女であった。
つづく。




