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転生して1/10プラモになったら村の守り神に間違われた話。  作者: 海人藤カロ
第二章 転移したらメインカメラだけになった話
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二章・第四十三箱「獣をモチーフにしたロボットの出すビームはだいたい獣型」

おはこんばんにちは海人藤カロでーす。

今回で十五日目かな?やっと目標半分来ました!気を引き締め直して頑張ります!

ではお楽しみください。


 コデからのクォンタムの趣味趣向に対する暴言でついに黒麒麟がキレたのであった。



「・・ってこのクジラが言ってマした!」


 コデの最後に付け足した言葉でクォンタムの怒りの矛先がクジラへと向く!

 クォンタムは全身から噴き出る黒雷を大きく開いた口の中へと集めていく。

 どれを見たシロナガスは流石にマズイと直感したのかクォンタムを止めようと動き出そうとするが。


ズシン!!


 全身の身動きが封じられる。


「ギン!もうここはいいからお前もいってこい!俺たちもいったん離脱だ。こいつの腹の下に回るぞ」


「おうよ!魔王軍全軍での闇のアニマ集中束縛だ!俺が加わればさらに強力よ!」


 シロナガスの動きを止めつつその巨体がゆっくりと持ち上がっていく。

 フィーネがそれを見て魔族の精鋭部隊をシロナガスの腹の下へ配置する。


「リヒトの作戦通りに動け!始めるぞ!!」


 最初に水のアニマ使いたちが大量の水を出現させて巨大な水玉を作る。そこへ日のアニマ使いたちが最大火力を叩き込んでいく。水はみるみる沸騰し水玉は破裂寸前だ。

 その破裂寸前の水玉を破裂しないように風のアニマ使いと土のアニマ使いが共同で外側を覆っていく。

 土と風で固められた殻の中ではいまだに水が沸騰し続ける! 

 リヒトは下に降りてくると人族の精鋭部隊をシロナガスを囲むように配置させる。


「いいか!もうすぐ蓋が空く!それと同時に俺たちの最大威力の技をあのクジラのどてっぱらに叩き込んでやれ!!


「「「応!!」」」


 転移者たち、この世界の武芸者たちがそろって構えをとる。


「もう限界だ!開けるぞ!!」


「はい!」


「「「せーのっ!!!」」」


 土の球体の上部が開かれると同時にそこから凄まじい水蒸気爆発による水柱が飛び出してきた!


「「「うおおおおお!!!」」」


 そして人族精鋭部隊の必殺技の嵐が水柱と同時にシロナガスの腹に突き刺さった!!


ドバアアアアン!!!


「ボオオオオオオ!?」


 闇のアニマによる拘束が解かれてシロナガスはまるで自分の潮吹きで飛ばされているかのように天へ吹き飛んでいく!!


「これぞ逆潮吹きよ!!」


 そらへ逃げた(?)シロナガスを追って黒麒麟が空を駆けた。

 飛んでいくシロナガスに突き上げるように頭突きをかまして自分の真上に打ち上げると。

 口の中にためていた全マイナスエネルギーを怒りのままにシロナガスへと解き放った!!

!!


怒雷轟(どらごん)!!』


 まさにそれは天へと昇っていく黒い龍に見えた。


「ごばあああああ!?!?!?」


 山ほどもあった巨躯はもはやチリ一つすら残っていない。晴れ渡る夜空がキレイだ。


「・・・う」


「う・・・」


「「「うおおおおおお!!!」」」


 様々な場所から歓声が上がっていた。魔族領、人間領、避難した人々、戦えなくて怯えていた兵士たち、将校たち。フィーネと人族の王も笑って抱き合っていた。

 そして黒麒麟の姿は消え、真っ白に燃え尽きてSDクォンタムの頭だけになったクォンタムがその場に転がっていた。


「お疲れ様」


 ディーナがそう言って頭だけになったクォンタムを抱き上げた。

 こうしてクォンタムの二度目の外獣駆除が終わりを告げたのであった。


つづく


なんだかんだでやっと第二章が決着しました。第三章はちょっと変化球的な内容になるのでどうぞお楽しみに。では面白いと思ったらブックマークなど色々よろしくねー!

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