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プロローグ
友達と遊ぶ、家族と仲良く暮らす、
旅行にいく、美味しいご飯を食べる、
くだらない会話をする。
そんな、穏やかで楽しい
当たり前な日常が続くと思っていた。
『当たり前』なんてものものは
存在しないことを知っていたはずなのに、
分かっていたはずだったのに。
「鈴、
お父さんの転勤で引っ越すことになった。
高校も変わることになる。」
この一言で世界がガラッと変わってしまうほど
私たちが信じている『当たり前』は
存在しない脆くて信用ならないものなのに・・・
良ければ、ブックマークや感想をお願いします。
それを参考に、もっと面白いと思える小説を書いていこうと思います。