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左遷からの成り上がり  作者: 流星明
間章 休暇中の出来事
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キャラクター紹介 ドラーム軍編

ドラーム軍人の主なキャラクターです。次回よりベルントの彼女が登場します。

オイゲン=イェーガー(30)

階級は大佐。突風オイゲンの異名を持つ名将である。上司運に恵まれず、常に尻拭いや無茶ぶりの命令に振り回されている。しかし、その都度何とかして戦功をあげ、大佐になった苦労人である。

かつて救ったある少女の事が忘れられず、現在も独身。ベルントにも先を越されそうで悩んでいたが‥‥。


ベルント=ギュンター(18)

階級は少尉。強運の持ち主で、幼い頃より並の人間なら死んでいる事件、事故に巻き込まれても無傷で生還するほど。オイゲンもその強運を気に入り、常に側に置くようになった。軍人としての能力は平凡。

付き合って8年の彼女がおり、今年結婚する予定。彼女の名を聞いた隊員達は、驚きの声を上げた。


クリストフ=フォン=オルデンブルク(24)

階級は少佐。オルデンブルク侯爵家の嫡子であり、出世街道を順調に進んでいた。しかし、オルデンブルク家主導によるイダルデ解放軍同盟加入の結果、同盟が崩壊。侯爵家存亡の危機に悩みが絶えなくなっている。

妻子があり、かつては戦地からも手紙を欠かさず送る程に愛していた。しかし、最近は手紙を送る事も少なくなり、妻との仲も疎遠気味である。現在は、ストレスが貯まりすぎて酒浸りの日々。


ユルゲン=フォン=ライペール(24)

階級は少佐。ライペール伯爵家の3男で自由気ままに生きている。クリストフとは士官学校時代からの腐れ縁。性格も対照的であるが、今までは上手く付き合ってきた。

女性関係は派手で、愛の詩を作っては多くの愛しき女性に送っている。たまに、それがばれて女性達と修羅場になるがどこ吹く風。今日も女性との語らいと詩の作成に余念がない。


アドルフ=ヒューレンフェルト(22)

階級は大尉。その正体は、神兵計画で生み出された実験体。権力を得て、自分達を廃棄処分した連中を見返そうと考えている。神兵計画の協力者であったシュナイダー博士を保護し、2世代目の神兵を育成中。裏で、ルーデンドーフ中将がその手助けをしている。

シュナイダー博士とは公私に渡るパートナーで、現在彼女は妊娠中。最強の子供を作るべく、画策している。


オスカー=フォン=ルーデンドーフ(52)

階級は中将。陸軍参謀総長を務めているが、劣勢の戦局を打開するに至ってはいない。戦後の事を考え、アドルフらの神兵計画を支援。いずれ、フラシアやロマルクといった国々を打倒しようと考えている。

息子も軍人であるが、オスカー以上に才が無い。その為、アドルフに自分の夢を託そうとしている。






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