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左遷からの成り上がり  作者: 流星明
第1章 左遷からの復活
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プロローグ

世界についての説明が不足してるので、導入部を加えてみました。

地球とは違うが、ほぼ同じ地形を持つ異世界。19世紀、エウロパ大陸では長きに渡る戦乱が続いていた。東の大帝国たるロマルク帝国は、北極より押し寄せる永久氷河によって、国土の半分を失ってしまう。飢えと氷河の進出の恐怖に、ロマルク帝国の国民は不安に怯えた。


土地を失った国民と共に、南征を開始するロマルク帝国。ウクレール、ポリタニア、オルベナの各王国を武力で併合したロマルク帝国に対し、西エウロパ諸国とトルド帝国は反ロマルク連合を結成。これに脅威を感じたロマルク帝国は、反ロマルク連合に宣戦を布告。帝国暦1840年12月25日、第一次エウロパ大戦が勃発する。


開戦当初こそは連合優勢であったが、利害の対立等で各国の足並みが揃わなくなり、連合は瓦解。5年近く続いた大戦は、ロマルク帝国の勝利に終わる。


反ロマルク連合諸国のうち、イダルデ王国は革命と内乱により滅亡。フラシア共和国、ギレブー王国は親ロマルクに転じた。エゲレース王国、オルレン王国とスパル王国の3国は中立を宣言。ドラーム帝国とトルド帝国、ノルディン連合王国の3国のみが、反ロマルクを維持。復讐戦の機会をうかがっていた。


第1次エウロパ大戦終結から、5年後の1850年9月11日。国力を取り戻したドラーム帝国とトルド帝国に加え、ノルディン連合王国の3国がロマルク帝国に宣戦を布告。第2次エウロパ大戦の火蓋が切って落とされた。


一進一退の攻防が続く中で、参戦国の国民達は疲弊していく。多くの人々が、戦争を終わらせる英雄を求めた。2度の大戦の主要国たるロマルク帝国。その帝都サンベルクより、後に英雄と称えられる男の物語は始まる。


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