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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
92/143

着物

お借りしたお題は「着物」です。

 杉村は深呼吸をした。


「結婚を前提にしたお付き合いをしてください」


 一気に言う事ができ、ホッとする。


「はい」


 恵子は微笑んで応じた。そして、


「十一月二十三日は母の命日なんです。一緒にお墓参りに行ってください」


 恵子は言った。杉村は喜びで叫びそうになったが、


「はい!」


 大きな声で応じた。


「その前に父にも会ってくださいね」


 杉村は嫌な汗を掻き、


(着物姿のとても頑固な人だったらどうしよう?)


 妙な妄想をしてしまった。

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