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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
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頭痛

お借りしたお題は「頭痛」です。

 美奈子は部屋を出るともう一度頭を下げた。


「許してくれてありがとう」


「もういいですよ、先輩」


 恵子は美奈子は本当は善人なのだと感じた。


 矢那やな寛治かんじに関わったから、彼女は曲がってしまったのだ。


 美奈子は何度も礼を言って立ち去った。


「杉村さん、そう言えば、何か言ってましたよね?」


 恵子に不意に思い出され、杉村は頭痛がして来た。


(逃げちゃダメだ)


 何とか思い直し、恵子を見る。


 恵子も居ずまいを正した。

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