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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
80/143

ぶどう狩り

お借りしたお題は「ぶどう狩り」です。

 恵子は矢那の顔があまりにも近いので、後退あとずさった。


「今度、ぶどう狩りにしないか?」


 矢那がフッと笑って言った。恵子は眉をひそめて、


「もう終わっていると思いますが?」


「君のぶどうを狩るんだよ、吾妻君」


 矢那は恵子の胸を凝視して囁いた。恵子の背中に悪寒が走った。


「帰ります」

 

 恵子は席を立った。


「杉村君は今頃観路野君と会っている」


 矢那の言葉に恵子は全てを悟った。


「課長、貴方を軽蔑します」


 恵子は言った。


 

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