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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
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幽霊社員

お借りしたお題は「幽霊社員」です。

 杉村は駅から会社へ急いだ。


(こんな理由で遅刻したくない!)


 ネクタイを緩め、上着のボタンを外して形振り構わず走った。


「おはようございます、先輩」


 誰かが声をかけた。


「先輩?」


 一瞬自分の事ではないと思ったが、周りに誰もいないので振り向いた。


「まだ間に合いますよ」


 そこには女子社員がいた。


 杉村は見覚えがない。女子社員は苦笑いして、


「武藤綾子です。存在感なくて幽霊社員とか言われてます」


 杉村は顔を引きつらせた。

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