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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
61/143

お稽古ごと

お借りしたお題は「お稽古ごと」です。

 美奈子が呼ばれた。


「お先に」


 さり気なく杉村の膝を触り、美奈子は診察室に消えた。


(誘惑しているつもりなのか?)


 杉村は悶々とした。


 やがて自分の番になった。美奈子は時間がかかっているようだ。


 杉村の治療は先に終わった。


 受付で会計をすませていると美奈子が出て来た。


「これから生け花教室ですの」


 杉村は愛想笑いだけして先に外に出た。


 すると美奈子が追いかけてきて、


「少しお時間いただけませんか?」


 杉村はギクッとした。

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