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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
49/143

積読

お借りしたお題は「積読」です。

 杉村はアパートに帰り着くとベッドに寝転んだ。


「うわ!」


 その衝撃で、枕元に積み上げられた読んでいない文庫本が崩れ落ちて来た。


 それは恋愛小説ばかりだった。


 しかも最終的に男が振られるものだ。


「ううう……」


 杉村はそれを全部ゴミ箱に放り込んで泣いた。


 そしてそのまま眠ってしまった。


 


 翌朝起きると携帯に恵子からのメールがたくさん着信していた。


 腫れぼったくなった目を擦って杉村はそれを開封し、自分の早とちりを恥じた。

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