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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
33/143

補助金

お借りしたお題は「補助金」です。

 吾妻恵子の事を何も知らない杉村三郎は浮かれていた。


(僕にもやっと彼女ができた!)


 次の金曜日が待ち遠しい杉村である。


「すっぎむらくん」


 先輩OLの律子が猫撫で声で言った。


「何ですか?」


 ご機嫌な杉村は警戒せずに尋ねた。


「実はさ、私、ピンチなのよ。給料日までお金が保たないの」


 嫌な予感がした。


「そこでさ、補助金を頼みたいんだけど」


「ひも付き補助金でもよければ、出しますよ」


 杉村はジョークで応じる余裕を見せた。

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