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りったんの「二百文字小説」集その弐  作者: りったん
頑張れ、杉村君!
23/143

トラブル回避

お借りしたお題は「トラブル回避」です。

 俯いて押し黙る杉村と恵子。


 するとそこへ、泥酔状態の中年男が頭にネクタイを巻いて入って来た。


「お姉ちゃん、可愛いね。俺とデュエットしない?」


 酒臭い息で恵子に言った。


「降ります!」


 恵子のピンチに杉村が動いた。「閉」のボタンを押すと、恵子の手を掴んでエレベーターを出た。


「ちょっと待てよ!」


 泥酔男の目の前で扉は閉じた。


「あ!」


 杉村は恵子の手を握っているのに気づき、真っ赤になって放した。


 恵子も赤面していた。

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